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B@CK HΦME S2:07

Chapter:08
11:彼氏とシャドウワーク
作詞作曲:日々輝海堂
格闘ゲームは大好きな奥さんだけど、
RPGはシャドウワーク扱いなんだなあ。
 
歌唱:新生VitamineCstarZ
吉井桃香 Yoshii Momoka
「昭和ガールがソーシャルゲームか」
 
川津由芽 Kawadu Yume
「自身をファイティング・ガールといい切るのが誉れだと」
 
華村桜子 Hanamura Sakurako
「ゲーム依存はほどほどに。どちらが主役か争わないで!」
 
似鳥真花 Nitori Ichika
「対価を得た彼女さんは、誇りを持ってオペレーション出来ますわね」
 
三列V字に陣取ったキャラクターを
彼氏のレクチャーで動かしてみるの
ドラッグストアに牛乳を買いにいってくれる間
彼氏に代わって アタシが司令官
 
よく育ったキャラクターだから
バンバン、モンスターをやっつけていくけど
まだまだわからない操作も いっぱいで……
 
「これが二馬力って関係だよ?」
やさしく諭してくれるから
又、わからないなりに 司令室に居座ろうと思えるの
 
無償の労働……シャドウワークって表現したら
気分を損ねちゃうかもな
その対価に応じるべく 陰の努力を惜しまない
アタシ ファイティング・ガール
 
桃香「劇中の女子の、吞み込みの速さは感心だけど……」
由芽「これはあくまでも私たち目線の歌詞であって……」

桜子「決して奥さんが日常に遊戯してる訳では無く……」
真花「アタクシたちもしないで済む幻想なのですわね?」
 
12:獅子村へようこそ!
作詞作曲:日々輝海堂
実家の庭に、箱庭のようなコーナーがあってね
郷愁に誘われて、書き下ろしてみた。
 
歌唱:新生VitamineCstarZ
吉井桃香 Yoshii Momoka
「海堂センセの実家って、物凄い豪邸だったり?」
 
川津由芽 Kawadu Yume
「一人暮らしを始めたので、実家の有難さ、胸に沁みます」
 
華村桜子 Hanamura Sakurako
「やっとの思いで上京したのに、地元に帰りたくなったわ」
 
似鳥真花 Nitori Ichika
「こういう唄を持ち歌にするのも、意味があると思いますわ」
 
剪定された広大な庭に そびえ立つ一枚岩
そこに獅子村という 箱庭集落があるの
リフォームされた客間で飲む
炭酸水の喉越しは最高!
両手で持ち切れないほどのお土産を
彼氏のおかあさんが、
愛情いっぱいに準備してくれるの
 
新種のウィルスも、熱中症も、
獅子村にはどこ吹く風
だって彼らは 達観してるもの
風にも負けず 雨にも負けずの精神ね?
 
この街に、還る家が三つあってよかった
アタシは愛情の渦中で生きている
だから、この溢れる愛を
隣の人のもわけてあげなきゃ!
 
桃香「歌詞通りに考えて、還る家が三つってことは……」
由芽「新居と私の実家と旦那さんの実家と言うことに?」

桜子「ウチ等は未婚だから、彼氏の実家と言う立ち位置」
真花「殿方の実家……一部も気を抜いたらダメですわ!」
 

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