古笛鼓笛、危機一髪! 第8話
暖房23℃設定
ハロゲンヒーター首振りモード。
脱衣場を最適温度にしてもらった
古笛鼓笛は
ほんのりサクラ色で
着衣を目指す。
やらなければならないことが
見つかったのだ。
着替えた格好は既視感
黄色のチューリップハット
赤いランドセル
ピンクスケルトンで奏でるは
かの有名なフレディーマーキュリーの旋律
ウィーウィルロックユーを
軽やかに吹き始めると
スタッフが誰からともなく
足踏み手拍子
無頼漢の温水法度さんも
加わってくれて
今、スタジオは一つに!
ウィーウィルウィーウィルロックユー!
ウィーウィルウィーウィルロックユー!
いやあ、音頭師冥利につきますねえ!
僕のピンクスケルトンに
沢山の足踏み手拍子。
堪らない瞬間でした!
古笛からは以上です!
アンタ、いい芸持ってんじゃねえか。
フレディーマーキュリー以下の
著作権法うんぬんは
俺も協力するし
国営放送さんからの温情もあるだろう。
とにかく、あるがままの
アンタを放送して貰おうぜ!
(猫かぶって、僕って言ってた時もあったけれども)
(やっぱり俺は、俺がいいや)。
Titanの対談収録はこれにて大団円!
始まりは挑発からで
古笛鼓笛、危機一髪でしたが
二人はがっちりと固い握手を交わして
笑顔で記念撮影!
音頭師と温度師には
垣根なんて存在しなかった。
一本の毛髪で18トンの大物を
釣り上げた古笛さん、本当にお疲れ様でした!
また、来週!<了>