自費慈悲出版論:10-2
―――――――――――『偶然』
Lyric:Yuzuki Mikami
僕らはその時笑ってた
どこかで君が泣いているのを知らずに
僕は支えることも出来ず立っていた
君が目の前で崩れる様を見ていた
君の街と過去が偶然という加工物に流された
僕はその場で偶然を止めることは出来ない
必然さえも
世界の幸せが不謹慎と化した
僕は不謹慎なまま日常に戻るんだ
君は忘れたいと願った
たくさんの大人は忘れるなと言った
ねぇどうして?
君が泣いてるのに 大人はお金を差し出すの?
僕はどうして助けちゃいけないの?
僕らはその時笑ってた
どこかで君が泣いているのを知らず
二人の詩歌を詠み比べて感じることは
被災した「当事者意識」安全な地域の「傍観者」
「主観的」と「客観的」な意識
「東日本」と「西日本」は流れる空気が違うとか
「君」と「僕」の感情のすれ違いとか
何かそういう意図的な差異を感じずには居られません。
作曲は未だですという、クレジット表示が潔くて好きです。
Lyric,Musicと書けば作詞作曲した風には見えますし
彼、彼女はSSWだという設定の下で書き進めて来ましたが。
SSW=SINGER SONG WRITTER.
SEASON1 LAST EPISODEにしては
少々長過ぎるので
どこかに編集点を設けることを自らに課します。
『仲間と風と』十冊購入、決定!
感謝の念と、興味の気持ちが混ざって、
家族分と隣人分を確保するに至りました。
「百冊買っても50,000円よおー!」の台詞が
気風良くて、だったらスケールダウンの十冊で小規模貢献!
僕の本も500円だったら十冊まとめて買って貰えた?
そうとも言えるし
それでは削る箇所が格段に増えてしまうことに。
380円「CUT」の人件費 380円「CUT」のページ数
数回お報せした内容ですが
福話術師のかずぽんさん+使役くんの本は
サンキューにちなんで39ページ。
264ページから無駄を省いて39ページに、かあ。
264-39=225ページ分薄くなる文庫本で勝負!
単純計算ならそんな感じです。
「七転抜刀 FUBUKI伝 第一幕」はJUST30ページ!
CUT文庫本に掲載可能な原稿の枚数です。
こうやって、CASEを探っていくと
本当に極小本にはなってしまいますが、
目指す文庫の完成も夢じゃないのかも?
話題を元に戻すと
「増える虜と減る新規 LAST EPISODE」
「七転抜刀 FUBUKI伝 第三幕」
を中心軸に据えての最終出版なので
上記二編が掲載できないことは致命的ですし
そもそも最終出版なんてあり得るの?
それが今の現状……。
資金も完成原稿も足並みが揃っていないので
通称:ムラサキ本は夢の又、夢。
人が寄り掛かると「儚」くなるので、離れて下さい!