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SMELLMAN REIWA:02

スメルマン令和
SMELLMAN REIWA
EPISODE:02 モテ仕様の洗髪剤を求めて

割と最近書いた日記に、放屁は離婚の始まり
みたいな極論を掲載したが、僕は寝室で屁をこきまくる。
決して悪意を込めたわざとでは無い。
便意がある放屁か、便意が無い放屁かは
腸内に潜むガスを体外に吐き出す必要がある。
寝室で喇叭のようにこかなくても
直接、便所に行けば済む話であるが
おそらく辿り着くまでが寒いので、
暖房の利いた寝室から出たくないだけなのだと。

妻は優しく「……した?」と確認。
無味無臭よりもこっちの方が断然受け容れ易い。
スメルマンである自分は臭気を嫌悪する筈なのに
認定されると我が物顔で「だろ?」と、居直る。

シャンプーの中には、頭髪が女子好みになる
モテシャンなるものが存在する。
BLUK HOMME=バルクオムは
木村拓哉さん出演で話題になったメンズシャンプー。
……と、ここで疑問。
何故、他のシャンプーは、モテ仕様にしないのだろうか?
少なくとも僕が使用するシャンプーは
仄かに清潔な香りが漂うだけで、モテ要素は低い。

病院に入院した時、共同風呂に入ったが
隣に座ったイケメン兄ちゃんのオレンジのボトルのシャンプーは
明らかにモテシャン仕様だった。洗髪する横でも感じたし
風呂上がりにすれ違っても、めちゃくちゃいい香りだった。
臭気認定の際に、微細な匂いを嗅ぎ分けられなくても
合格LINEの範囲内みたいだが
スメルマンの僕は敏感嗅覚と言えるのだろうか?

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