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実績0の私がクラウドサービスから初オファーされ、カフェ取材ライターになったお話


4月下旬、登録しているクラウドサービスから1件のオファーメールが届きました。

開封してみると、個人名と記事執筆数が書かれているのみの短いメール文章のみ、文末には詳しくはzoomでお話ししますという内容。

「いきなりzoomで話なんてもしかしてやばい案件なのではないか‥?」
今までオファー記事は口コミ記事、占いのカウセリング体験レポート執筆などだったので、いきなりの記事執筆オファー。

直前まで半身半疑だった私は会話するのに悩みましたが、話を聞くだけなら無料だし参加してみるかと思い、zoomでお話しすることになりました。

実際にお話を聞いていると、奈良を拠点に不動産販売を営んでいる人事部の方。
話によると、マーケティング事業部で奈良県内の不動産購入を促すために、住宅周辺のカフェに関するSEO記事を書いてほしいという内容でした。

なぜ私なのか?その問いの答えが、

『プロフィールの欄に書いていた私の趣味一覧に「カフェ巡り」「奈良県出身」と書いていたためスカウトしました。ちょうど土地販売している場所が奈良で売り込み中なので、不動産を紹介しつつ、周辺カフェを取材•掲載してくれる人をクラウドサービスで探していました。』

(実積0のため自己紹介欄に自分の趣味を書いていただけなのに、見てくださっている人がいたんだ)

胸を張れる実績がなかったので自己紹介文に趣味を書くことは無駄なことではなかったのだと気付かされました。

こうしてテスト段階記事として、隣町にある新築戸建住宅周辺でランチが食べられるおすすめカフェ紹介の記事を書くことになるのですが、初めての連続で苦労したこと、成長できたことがたくさんありました。

今回は苦戦したこと、うれしかったこと、学んだことを私なりに記事にして紹介したいと思います。


取材交渉で苦戦したこと

趣味が高じていざ仕事に取り掛かろうとしますが、初めての連続でたびたび苦労しました。

右も左もわからない状況の中、とにかく必死にクライアントとの打ち合わせ、カフェ取材の仕方をnoteなどで徹底的に調べていく毎日。

情報集めがやっと完了していざ実践しようとしたとき、気がかりなことがありました。

撮影の許可取り(アポ取り)方法がどこにも載っていないのです。

最初、やり方が全く分からず、電話じゃいけないと勝手な思い込みをし、調べた電話番号でひたすらかけて交渉していきました。

今考えてみると、いきなり無名のライターが撮影させていただけませんか?なんて電話が来たら警戒されるよねと反省する日々。

今回の取材交渉(アポ取り)で学んだことを自分なりにまとめました。

許可取り時に学んだこと

とにかくがむしゃらに苦手な電話交渉を行いましたが成功率は低く‥町にあるカフェ7つ中、許可が得られたのは2つのみ。

この点を自分なりの反省点を挙げて考察しました。

・無名ライターなので個人名を名乗って活動していることをお伝えしていると「掲載料はかかるの?」「いきなり厳しいよ」など明らかに警戒されてしまっていたこと。

・声のトーンや口調から、いたずらだとおもわれてしまったのではないかということ。(緊張してしまって声が小さく、要点を話せてなかった。) 

・顔が見えない相手に信用してよいのか?という不信感を与えてしまったこと。

以上のことが原因だったせいか、先方のお返事ははほぼ一択で「考えておきます」「上司がいないのでいるときに電話ください」と言われてしまいました。

相手方の声のトーンや反応の薄さから反応のせいか、自分自身がちゃんと伝えられているのか?

そう考えてしまうと自信がなくなっていき、自分の声のトーンも低くなっていたように思います。

また、その返答で『断られた、否定された‥!』と気持ちがネガティブな方向に向かっていってしまったため、1日中へこみ続けました。
次第に折り返し待ちの電話さえかけることが怖くなって、やりたくないという気持ちが芽生えてきました。

でも諦めたくない!何かいい方法はないか?もう一度探してみよう🔍

頼みの綱でYouTube動画を開いてみると許可取り方法のコツが乗っている動画を発見しました。


解説しているのは動画撮影時許可でしたが写真撮影許可といくつか通ずるものがあったのでこちらの動画を参考にしてやってみました。
動画で学んだことはこんな感じ

・電話orメール一択で許可を取る
・1ヶ月前に許可を取る
・実際のアポ取り方法(連絡した趣旨を盛り込む)
・アポ取り内容メール内容、書面を参考にしてほしい

動画の通りに、アポ取り内容を盛り込んだ書面をWordで作って郵送で取材先に送り、後で電話してみました。

電話で名乗ってみると「あのひとね」とすぐに言ってくれたので、まさに有益な情報でした。

(でも結局断られたお店が大半でしたが・・)


うれしかったこと

2件、撮影許可が下りた先で取材、撮影させて頂いた後、記事執筆。

2件のカフェで5000字は厳しかったのでクライアントさんと相談し、その町の子育て事業を執筆して掲載することになり、なんとか記事にできました。

タイトルは「〇〇町おすすめ!友人、夫婦と気軽に立ち寄れるおすすめカフェ」と称し、執筆していくことになりました。

記事構成段階で、「ママ友、夫婦だったらどんな情報をもとめているのか?からスタート

検索機能や実際子育てをしている友人や同じオンライン講座を受講している友人などを頼りに情報集め。

また、通っている女性向けオンラインスクール「SHElikes」のSEO記事講座を聞いて、受講内容をもう一回復習しました。

なんとか、SEO記事を執筆しクライアントに提出し、OKが出て、5月25日掲載されました。

初めてだらけだった記事執筆。
今までSEO記事の仕事はテスト段階で落ち続けてしまって、正直向いてないと思っていました。

けれど、こうして自分が書いた記事がこのまま形になって掲載できたとき、むずがゆくて、ライターとしての第一歩をやっとふみだせたような・・そんな気持ちになりました。

カフェ記事の今後

初めての出来事ばかりで1記事執筆。その後企業さんから無事1年契約してくれることになりました!

その後も1年契約で業務委託を結んでいただけてほっとしたような、あれでよかったのだろうか・・

いろいろもやってしまった初めてのカフェSEO記事でしたが、やり始めてみるとたくさんの刺激やスキルが上がったような気がしました。

あいさつ時のコミュニケーション、写真撮影能力、味の表現力、画像編集など、ベースがある中で画像工程など構成などを考えることがこんなにも楽しいことだったんだなと気づくこともできました。

この楽しさを気づかせてくれた企業さん、助けてくれた人たちに感謝の気持ちでいっぱいになった初めてのSEO記事執筆でした。


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