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『忍たま乱太郎』の映画を見て、土井先生のように【厳しくも優しい人】になりたいと思った話

※映画関連のネタバレはありません。


12月20日から公開している映画『劇場版忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師』の影響でハマってしまいました。

私がみていた最盛期は10年以上前、この頃は「忍者って大変なんだ」「いつもの3人組が楽しく過ごしてていいなあ・・・」と思いながらみていたけど、

大人になると、多少の知識が増えた影響か感じ方が変わりました。

どこが変わったのかの一番は、まず時代背景や世界観だと思う。

『忍たま乱太郎』の時代設定を公式HPで調べてみました。

戦国時代を舞台に、乱太郎、きり丸、しんベヱの3人組を中心に描いた忍術学園の物語。

生徒は、忍者のたまご『忍たま』。りっぱな忍者になるには、まだまだ遠い道のりだけど、忍たまたちの毎日は、明るく・楽しく・ゆかい、なのだ!

https://www.nhk-character.com/character/nintama/ 
「忍たま」特設サイト


せ、せ、戦国時代だったの〜〜〜〜!?!?

思いっきりバレーなどのスポーツや英語、現代言葉を使っているからマジでびっくりした覚えがあります。

しかし、時代に合わせた背景や当時の暮らし、忍者について詳しく知れるのでここはさすが教育番組といったところ。

映画を見てからというもの、配信されているアニメをひたすら見る日々。

その中で気づいたのは、乱太郎たちの担任教師『土井半助』という人物がどれだけ慕われているかということ。


https://x.com/nintama_eiga/status/1831166346840969725  
劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師 公式Xにて

「初恋ドロボー」と言われるほど、顔よし、性格良し、知識・実戦経験豊富な先生。
その実力は、ほぼ全員の忍術学園に認められているほどの教師です。

ここまで聞くと、完璧な性格に思われるが、実は『練り物』類が苦手という弱点があるのです。

まさに、元祖ギャップ持ち男性。

でも小さい頃、私は【乱太郎のことを毎回怒っている先生】としてあまり土井先生の印象は良くありませんでした。

大人になった今、改めて見直してみると本当に「いい先生だな」としみじみ感じています。

・生徒が間違ったことをしようものならゲンコツしてでも止める
・同じ境遇(戦災孤児)のきり丸の面倒を見ると決めた優しさ
・女装・潜入捜査でも危険を顧みず、生徒を助けようとする心意気
・敵対する忍者たちにスカウトされるほどの実力の持ち主なのに、当の本人は胃痛で悩んでいる

知れば知るほど、沼が深い!!

きり丸のアルバイトで子守りを手伝う段があるのですが、そこでも彼の父性スキルが垣間見えます。

おしめやミルクなどテキパキとこなす姿がなんとも印象的かつ頼もしい!(実際はきり丸のアルバイトを手伝うためにきり丸自身が指導したとか!年下にも教わる心意気もかっこ良すぎる・・・!)

そんな優しさ溢れる土井先生が教師歴5年(しかももう年下)やっているなんて信じられない・・・!

そして今回の映画を見て土井先生が、忍術学園のみんなにとても愛されていることにも気付かされました。

そんな土井先生のように『生徒に優しく、時には厳しく叱れる大人』になりたい。

そして優しく助言できるような人になりたいと強く感じました。

小さい頃よくみていたアニメが大人になって見ると、大人と子どもの『視点が変わる』とはこういうことなんだとわかるのが『忍たま乱太郎』!

これだから昔からやっているアニメは大好きだ!!

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