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本当の色は近づかないと分からない


私が子供の頃母が
庭に降りて来たカラスを見て
美しいと言った

よく見てごらん
カラスはね 黒じゃないんだよ
濃い紫が集まって光っているでしょう?
綺麗でしょう

多分死ぬまで忘れ得ない母の言葉

本質は
遠目には分からない

モヤがかかるような外殻
この場合は他者から与えられたイメージと思い込みだったが。
強い好奇心に負けた私は
ある人にコンタクトを取る事にした。


その人は
思ってたイメージと全く違う人だった。
話せば話すほどにその人を隠していたモヤが晴れていく。

もしも私なら
利害に関わる事は絶対に言わない
ましてや話したばかりの人なら尚更。

だけど
まるでそれを守る事に
一片の価値がないかのように

惜しげもなく
無償で私が欲しい情報をくれた。
仮に有償であっても
良かった話だった。


多分これは私にとって
何か大きな出会いだったんだな。
今まで周りにいた人間とは
全く違う。新鮮だ。

牽制をしない同業者は稀です。
自分もやっぱ牽制しちゃうもんよ(笑)


そんな泥だらけの汚い自分を
ホースで水かけるみたいに笑いながら洗ってくれた(笑)

自分が関わって無い人への
他人からの悪意にしても善意であってもイメージは
全くあてにならないという良い例。
結局は
自分がどう思うかでしかなく

最後は自分の目でしかない
感じる心でしかないよね。



吉祥寺なんて
ほぼ来たことなかったけど
大都会だわ。

相模原て田舎よね(笑)

いい日だったわ
駐車場代が法外でびびったが。



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