【スプラ考察】奇襲戦法ってどうなのよ?
どうも、ワイコラ革命家のライノです。今回のテーマはこちら!
『奇襲戦法ってどうなのよ?』
こちらの話題についてお話できればと思います。以前にこんな記事を出しました。
今回タイトルは『奇襲戦法』としましたが、このフレべや戦法のような尖った戦法だけを指しているのではなく、もうちょっとマイルドな本来の武器の使い方ではない使い方をするのはどうなのかということも指しています。
本来の武器の使い方という定義が曖昧ではありますが、一般的にその武器に持つイメージはあると思います。短射程武器は前でキルを取る。塗り武器は塗りを広げサポートをする。長射程武器は最後尾から追撃を狙うなど。
こういった武器のイメージと違う使い方をした場合にどういったことが起こるのかという内容になっております。
前置きはここまでとして、本編に行きましょう!
1.結論
さて毎度おなじみの結論からいきましょう!本来の武器の使い方ではない使い方はアリなのか。
結論:アリだけど、相当ハードルが高いよ。
はい。フレべや戦法でも述べましたが、勝ちにこだわった結果、奇襲戦法を生み出し、使用するのは問題ありません。しかしながらそこには越えなければならない問題がいくつか存在します。
2.一番の問題点
一番の問題点は野良マッチの場合、お互いのコミュニケーションが取れないということです。これは以前にもお話させていただいた内容と重複します。
野良マッチの場合、編成を見て初めて自分の立ち回りを考えるのです。ここでの考えの基準となるのは『一般的な』考え方です。
例えばリッターが味方にいる場合、「リッターがいるから、このリッターが最前線で戦ってくれるでしょ…」などと考える方はまずいないと思います。ヤグラだったら「リッターに乗ってほしいな」とか思っちゃう訳です。
しかしながらバトルがスタートした途端、味方が予想とは違う動きをしてくるんです。完全にプランが崩れますよね。味方の為を思って編み出した戦法が、味方の混乱を招きかねないということです。
3.味方のレベル
先ほど味方のプランが崩れるといいましたが、上手い方や経験豊富な方はきちんと味方の動きを見ることができます。奇襲攻撃を仕掛けたとしても、それに合わせたベストな動きをしてくれる可能性があります。いろいろなパターンを経験しているでしょうし。
しかしながらその逆で、全員がその動きを出来ない可能性もあるのです。動きが特殊であれば特殊であるほど、味方がついてこれず、最悪な場合は自分が孤立して戦犯となってしまいます。
Xマッチの上位帯などではいいかもしれませんが、下のランクやオープンマッチではリスクが大きくなることを念頭に置かないと危険です。
例えば後衛武器が前に出てしまった場合、誰もオブジェクトを進めず、思った以上にカウントが進まないといったことが起こってしまいます。
4.味方の動きを見る
ここで逆の立場になった場合も考えてみましょう。自分ではなく、味方が予想外の動きをしたらどうするか。
これはその動きに対しての適切な動きに変更しなければなりません。
「あいつ何やってるんだよ…」とイライラして、同じ立ち回りをしているだけでは、何も進展していきません。そのまま戦犯を生み出して、戦犯のせいにする。味方のせいだと思うことは特別否定しませんが、結果試合に負けてしまっては元も子もありません。
プライドや自我は捨て、チームとしてどうするべきかを考えたほうが、よりいい結果を生むと私は信じています。
5.味方の動きを見る
一個前と同じタイトルじゃん!!
先ほどは味方に奇襲攻撃を仕掛ける方がいた場合ですが、こちらは自分が奇襲を仕掛ける場合です。また自分の話に戻りました。話がややこしい。
味方が奇襲攻撃を仕掛けた場合、その動きに合わせたほうがいいよねとお伝えしましたが、自分が仕掛ける場合も決して例外ではありません。
奇襲攻撃を仕掛けたけれども、味方がついてこれていない、思ったような効果が出ていないと感じたら、その戦法を即刻辞めるべきです。あくまでその試合に限ってはですよ。過去の成功体験から「この戦法は強いんだ」と思いこんでしまうことが危険だというお話です。
本当にその戦法が強い可能性はあります。しかし何が何でもと、その戦法にこだわってしまうと、ズレが生じてきます。
「いつもこの戦法で勝っているのに、今回は負けた。味方が悪い」
こうなっては本末転倒。最初からお伝えしている通り、一般的な武器の使い方をしない場合や特殊な動きをした場合、伝わればラッキー、伝わらなくてもしょうがないのです。このようなマインドを持って奇襲戦法を使用するのは多いにアリでだと思っております。
6.結果を残さなければならない
奇襲攻撃をする際はいつも以上に結果を残さなければなりません。仲間が合わせてくれたとしてもです。
皆さんは自分の特性や向いている立ち回りを考慮して、持ち武器を決めているはずです。奇襲攻撃に味方を付き合わせるということは、その人が本来得意なプレイをできなくさせる可能性を含んでいます。
キルが得意な人にルール関与をしてもらわなければならない。キル武器ではない人にキルを取ってもらわなければならない。このようなことが起こってきます。
となると、自ら奇襲攻撃を仕掛ける際には次のどちらかでなければなりません。
①味方の本来の動きが活きるような奇襲攻撃とする。
②味方が本来のプレイをできないマイナス分を取り返す以上の働きをする。
①は最高ですね。奇襲戦法をすることで周りが強化されるパターンです。
キル武器はさらにキルを取りやすくなり、ルール関与が得意な方はカウントを進めやすくなる。言うことなしです。
しかしながらこれは奇襲戦法がそうとう練られたものでなくてはいけません。
②は言葉の通りですね。奇襲戦法によるプラスが味方のマイナスを上回らなければなりません。
①②のいずれにせよ、奇襲戦法の効果が相当ないと厳しいと言うことですね。
まとめ
ここまでいろいろとお話させていただきましたが、奇襲戦法をやめてくれとは言いませんし、思ってもいません。実際に私は奇抜な戦法が好きです。おもしろいと感じちゃってます。
しかし、デメリットもあることをお伝えしたかったんです。そのデメリットを把握したうえで、さまざまな戦法を生み出してくれればいいなと願う次第であります。
それでは今回はこの辺でおいとまさせていただきます。お付き合いいただきまして、ありがとうございました!