ただのエースではない
ボストン•セルティックスが3連勝でNBA制覇に王手をかけました。
昨日の試合はスタッツとハイライト観戦でまだ1試合を通して
見れてはいないのですが、106対99で勝利。
ジェイレン•ブラウンとジェイソン•テイタムの2人で合計61得点。
チームの得点の半分以上を2人であげました。
セルティックスは昨日の勝利でプレーオフ10連勝。
勢いを更に加速させています。
今日はそんなセルティックスのエース、ジェイソン•テイタムを
ピックアップします。
テイタムは現在、平均26.0得点、10.4リバウンド、5.9アシストを記録しています。
2022年もファイナルに進出していて、その時は
平均21.5得点、6.8リバウンド、7.0アシストでした。
得点もリバウンドも向上しています。
アシストは下回っていますが、パスの技術は当時よりもレベルアップ
していると感じます。
現にアシスト本数はプレーオフで自己最多タイを記録しています。
パスを出すタイミングや自身にマークを引き付けた後の判断が
ズバ抜けて上手いです。
プレーもまだ余裕があるように見えますし、落ち着いてやるべき
ことを遂行している感じがします。
テイタムの成長もあり、チームとしてもブラウンをはじめ
それぞれが自分の仕事に集中しています。
バスケットボールは1人の選手が活躍するだけでは勝てません。
ましてやNBAファイナルという最高峰の舞台です。
テイタムも今年のプレーオフは決して本調子ではないと思います。
フィールドゴール成功率は42%とプレーオフキャリアでは
ワースト2位にあたる数字です。
エースとして、それでもショットを打ち続けるべきなのかもしれません。
しかし今のテイタムはチームメイトを信頼して、プレーメイクや
ディフェンスでこれまで以上に貢献しているように見えます。
自身のキャリア初優勝まであと1勝です。
セルティックスとテイタムから目が離せません。
ファイナルゲーム2のテイタム個人ハイライト。
見事なアシストを連発しています。