大型トレード
ニューヨーク・ニックスとミネソタ・ティンバーウルブズ、
シャーロット・ホーネッツの3チーム間で大型トレードが
合意に達したと『The Athletic』、『ESPN』が報じた。
・ニックス獲得
カール・アンソニー・タウンズ(←ウルブズ)
・ウルブズ獲得
ジュリアス・ランドル(←ニックス)
ドンテ・ディヴィンチェンゾ(←ニックス)
2025年ドラフト1巡目指名権
(←ニックス/デトロイト・ピストンズ経由) ※条件付き
・ホーネッツ獲得
デイクワン・ジェフリーズ(←ニックス)
金銭(←ニックス)
ドラフト補償(←ニックス)
全く予想していなかったトレード。
ニックス、ウルブズ共に昨シーズンは良い成績を残していただけに
今回のトレードは驚きが優先した。
ニックスはオフシーズン早い段階でネッツからミケル・ブリッジズを
獲得していてチーム作りに励んでいた。
ビラノバ大優勝メンバーを揃えてNBAでもチャンピオンを目指す
スタイルなのかと思いきや、ドンテ・ディヴィンチェンゾを
トレード。残念ながらビラノバカルテットは1試合もプレーする
ことなく解散してしまったのが少し残念。
とはいえ、センターポジションが弱点気味だったニックスからすると
大きな補強だと思う。
今シーズンのニックスが本気で優勝を狙いにきている姿勢が見える。
ウルブズも昨シーズンは優勝こそできなかったが十分に飛躍した
チームの一つ。
堅守で守り勝つスタイルでゴベアとタウンズのツインタワーは
オフェンス面では機能していなかったが、ディフェンス面では
最高クラスだったと感じる。
チームの顔でもあったタウンズの移籍は寂しいが、新たに加入
したランドル、ディヴィンチェンゾはウルブズにフィットする
だろう。
器用なPFと優秀なシューターはウルブズにはいなかったタイプ。
チームのバランスが良くなって、より弱点がなくなった印象。
大型トレードで特にウルブズが損をしたという見方もあるようだが、
個人的にはお互いに良い補強に繋がったトレードだと思う。
ニックスもウルブズも楽しみなチームになった。