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大人のTシャツブランド「デフィレ」が「生(なま)Tシャツ」を創りました!
【生(なま)Tシャツって何?】
猛暑のお見舞い申し上げます。#Tシャツクリエーターのテリーです。
前回の投稿(7月28日)にチラッとお話した、リサイクルコットン素材で
#「生(なま)Tシャツ」と命名したものがあるとお伝えしましたが、今日はそのお話をさせて頂きます。
そもそもリサイクルコットンというのは、通常では廃棄される綿の裁断くずや落ち綿を集めて再精製した、エコなコットンですが・・・私は、その生地を再精製する最終仕上げ(染色、生地整理、仕上げ加工)の一つ前段階である「生機(きばた)」状態の原反からTシャツを作ってしまおう!と着想しました。
通常、この生機(きばた)状態では、言い方は悪いですが、ネップや不純物が混じっていたり、生地の表面感がキレイに仕上げされていない状態の
「まだ生まれたての、大人(製品生地)になっていない布生地」なので、製品に使うことは常識ではあまり見られないのですが・・・
デフィレでは、その粗野で無垢な状態が「かえって味がある」と想い、おもいきって生機(きばた)でのTシャツ作りにトライしましたが、周囲のモノ作り関係者の皆さんは、ビックリされてました(-_-;)
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生機は全般的に「ベージュに近い生成り」色が多く、デフィレで使用するリサイクルコットンの生機も同様の色合いで、なんか懐かしいというか、
アンティーク感のある雰囲気で、そこに適度に小さいグレーのネップが混じり、粗野な表面感が「いい味を出している」と一目見て気に入りました。
そしてまだ生まれたてで、粗削りながら、他では得られない無垢な魅力のある生機(きばた)で作るTシャツを、デフィレでは「生(なま)Tシャツ」と呼んで、皆さんに親しんで貰おうと想い、この名前を命名しました。
*生キャラメル、生パスタ、生麵、生八つ橋、生ビールがあるなら、
生Tシャツがあってもいいじゃない!?・・・(^_^)
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上の写真が生Tシャツです。何とも言えない「生成りベージュ」が、アンティークな洗練感をかもし出しているなぁ~と勝手に気に入ってます。
また肌心地も、粗野な生地感からは想像できないくらい優しいタッチで、
ほっこり包まれている感じです。
デフィレでは、こういった意外性のあるユニークな着想も、モノ作りに反映したいと思っています。
デフィレのTシャツと出会って、日常を「オシャレして楽しむ」方々が増えたらな~
そんなお手伝いができればと思います。
Défiléのホームページ➡https://www.gabree.jp
DéfiléのECサイト➡https://defile2022.fashionstore.jp/