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大人のTシャツを縫う、創業120年のスゴ腕工場訪問
Tシャツの上にジャケットやセーターを羽織る季節になりましたね! こんにちは Tシャツクリエーターのテリーです。
今回は「デフィレ」のTシャツ・・・ 特に、これまでにない縫製仕様やパターンを駆使する難易度の高いリクエストを、面倒くさいのを承知で引き受けて下さった、創業120年の縫製工場を訪ね、その苦労話や高い技術の 職人技に触れた体験記を書かせて頂きます。
場所は、もちろん国内。鳥取県の静かなところにある縫製工場さんです。 9月のとある日、飛行機で米子空港に降り立ち、そこから車で移動。姉妹工場含め総勢40名程のスタッフさんがいらっしゃる技術力の高い工場でした。
工場長さんと営業部長さんとまずはご挨拶&ミーティング。私からは、縫って頂いた感謝の気持ちと デフィレの「こだわり理由」と「想い」をより深く理解して頂けるよう、ちょっと長めにお話させて頂きまた。 「こだわり」は・・・Tシャツの概念を覆す、身体に程よく沿った、立体シルエットの美しさを追求。 「想い」は・・・良質で心地よいTシャツを創り、それを着て頂くことで 【なんだか心地いい=幸せな気持ち】になって頂きたい! その為にも、私がお願いする縫製仕様はじめ細部のディテールがとても重要なんです!とご説明しました。
私の話が終わった直後、工場長さんから「だからあんなに面倒くさい、常識とは違った要求がきたのですね~ 合点がいきました」と言われました。縫製担当の方は、わざわざミシン針をデフィレ用に変えたり、普通なら直線に縫うところを斜めに縫ったり、当然、初めは上手く縫えなかったり・・・・製造効率の落ちるリクエストばかりで「正直なんでこんなことするのか?」困惑していたらしいです。私自身、縫製工場の仕事をしていた時期もあり、この「効率の落ちる仕事」は引き受けたくないのもよく理解していました。だからこそ、工場さんの現場に赴き、双方のすり合わせの場を持つことは、より良い製品作りには欠かせない大切なことなのです。相互信頼が叶い、今後に向けて更にブラッシュアップしたTシャツ作りができる確信が持てたのは、大きな成果でした(^_^)
ミーティングの後、縫製の現場を見学し、皆さんの熟練の手仕事を拝見させて頂きました。工場内は清潔で、皆さん手際よくミシンを動かしたり、アイロンをかけたり、商品を畳んだり、一つの製品を作るのに「これだけ手間暇かけて愛情をもって作っている」その姿にも感銘を受けました。
工場見学の後、帰りの飛行機の時間まで少し余裕があったので、米子の町を散策しました。米子は「ゲゲゲの鬼太郎」で有名な、漫画家水木しげるさんの故郷で「水木しげるロード」なるものがあり、オンタイムでゲゲゲの鬼太郎を見ていた私にはとても懐かしく、ノスタルジックな気分に浸りました。
ファッションもアニメも大切な文化ですね。ゲゲゲのお化けにはイエローとブラックが使われているのは、何かあるのだろうか?カラーコーディネートを今さらながら注視していました。職業病なのかな~(>_<)
引き続き、大人のTシャツブランド「デフィレ」の動向にも気にかけて頂ければ幸いです。
大丸東京店4階にある【明日見世】ブースで12月13日までデフィレが出品しております。
場所:大丸東京店4階【明日見世-asumise-】
TEL:03-6895-8960
住所:〒100-6701 東京都千代田区丸の内1丁目9-1
営業時間:10:00~20:00
明日見世Webサイト:https://dmdepart.jp/asumise/
★「デフィレ」ホームページ https://www.gabree.jp
★オンラインストア https://defile2022.fashionstore.jp
★Youtube配信「デフィレ プロモーションビデオ 大人のTシャツ メイとローリー朝の情景①」