人生を彩る思い出の花たち
こんにちは!現在うつ病で離職中の元看護師、二の腕ぷに子です!
昨日のスキューバダイビングの記事に引き続き、今日もゆるっと雑談していきたいと思います!
花の名前にはあまり詳しくありませんが、花は大好きです。
小さい頃は四国の田舎に住んでいて、蓮華草の大きな花畑が近くにありました。
私と妹は毎日のようにこの花畑で遊び、かわいくて大変良い匂いのするピンクや白のこの花を、よく花束にしては母親に持ち帰ったものです。稲の苗を植える時期が早まったことや、化学肥料を容易に使えるようになったことで、今ではなかなか畑で見かけることも少なくなりました。思い出深い花なので、なんだかさみしいです。
思い出の花はもう一つあります。藤です。同時期に住んでいた家の隣には小さな藤棚があり、夜になると近所の大人たちがよくその下で宴会をしていたものです。私もたまに混ぜてもらいジュースなどを図々しくも頂いていたので、隣家の方とは顔見知りでした。
藤も大変良い匂いがしますよね。そこの藤棚の下には茣蓙(ござ)が敷いてあり、私は晴れた日の日中その上でお昼寝するのが大好きでした。何しろ田舎ですから防犯意識の欠片もありません。お気に入りのタオルケットを持ち込んで、堂々と寝ていました(笑)
まるまるとしたクマンバチ(地域によってはスズメバチを指すようですがここではミツバチ科のクマンバチを指します。温厚で、刺激しなければ人を刺すことはほぼありません)が、藤の蜜を集めるためにせっせと飛び回っていて、その羽音も眠気を誘います。青い空から降りそそぐ太陽の光が藤の色を透かして、薄紫色に染まった幻想的な空間でした。
一昨年のことです。突然その頃のことを思い出して、無理を言って夫に車を出してもらい、あしかがフラワーパークまで突発的に藤を見に出かけました。結果、花はもうほとんど散っていて、わずかに黄色藤が残るばかりで特有の芳香も感じられずじまい。長時間運転してくれた夫に申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、当の夫は満開の薔薇の花を見て満足してくれたようです(笑)
そして去年、綿密に計画を立ててリベンジ成功!
子どもの頃に見た藤は大長藤か大藤なのか………今となっては全くわかりません!(笑)
けれど私はすっかり感動して、「ねえ、きれいでしょ?いい匂いでしょ?これを見せたかったんだよ〜!」と夫の前で子どものようにはしゃぎました。夫も感動してくれたようで、スマホでパシャパシャと画像を撮っていました。風がそよぐ度に花房を薙いで、花弁がぱらぱらと落ちていきます。一斉に風に揺れる花房の美しさはまさに圧巻の一言!
夫はサプライズの好きな人で、私が仕事をやめて家計が苦しくなるまでは、記念日じゃない日にも時々花束を買ってきてくれました。
今でも大事に画像に残しています。自宅に花があるとなんだかとても贅沢な気持ちになります。
他にも梅や桜、ガーベラ、ポピー、薔薇の花、チューリップ…………好きな花を上げるとキリがありません。
チューリップといえば、今あしかがフラワーパークではチューリップが見頃だそうです。3万本のチューリップ…………私も見たい!(笑)
慢性腎不全の夫とうつ病の妻という不健康夫婦の代わりに、お近くの方は是非足を運んでみてくださいね♪