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出来ない事が多い事を認める

 来てくださってありがとうございます。

 どんなに優秀な人でも、出来ない事はたくさんある。

 頭では分かっていても、色々なことが出来なさ過ぎて落ち込むことが多々ある。
小学生の頃から、勉強出来ない、運動できない、不器用である・・
とないないづくし。
 自分のかける言葉がだんだんと厳しいものになってきていた。

 その言葉はいい大人になってもそうで、「どうして私は~できないの
だろう」「もっとこうできたらいいのに」と自分に厳しく、自信がないから
人に合わせることで自分を保っていた。

 すると、ある日体が悲鳴をあげた。
強制的に仕事をやめなければならない状況。
体が思うように動かない。
でも長年培ってきた思考は簡単には変えられず、これまでたびたび
体調不良となって体に現れていた。

 母親、保育士の道を選んだ。
私が長年自分にかけてきたような言葉を、子どもたちに掛けるわけには
いかない。
次につながる言葉だったり、前向きになる言葉だったり、選んでいく必要もあった。
そうすると、私自身にもプラスの言葉を投げかけることが徐々に多く
なってきた。
 「大丈夫」
 「頑張ったね」
 「すごいね」

 日々積み重ねる中で必然的に自分自身にも優しい言葉をかけられる
ようになった。
 
 まだまだ、あの頃の私が出てくることがある。

「あぁまた悪い癖が出てきたよ」と思う事もしばしば。
それをすこーしづつ明るく吹き飛ばせるようになった自分を
褒めたたえ、自分が出来ることを重ねていきたい。

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