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一つの方法の話

電話で甥っ子に「誰やねんw」って言われるくらい声がカスカスですが今日も生きてます。

お疲れ様です!ザッキーです!
改めまして劇団黒猫「世界を盗む方法」
大きな怪我無く、無事終演しました!
ご来場くださった方、応援してくださった方、
共演者の方々、本当にありがとうございました!
4月から稽古が始まり10月の本番
稽古期間6ヶ月でした。
様々な事を学ぶ機会を頂けたので、これからに活かしていきたいと思っています!

さてここからはザッキーの個人的なエゴ?
作品の受け止め方の話を演者としても観客としても書きたいと思います。なので「ザッキーごときが何言うてるねん!」や「そういう感覚的な話はちょっと、、」という方は引き返して下さい。






では始めます。
自分が出演させていただく作品の時間は
「15分」「30分」「90分」が主に多くて、
今回の「世界を盗む方法」は90分の作品になっていました。今回の作品だけに限らない話なのですが
ふと「この時間があるなら自分は何をしてるだろう?何ができるだろう?」と考えました。
「15分」、、好きな2劇団のチケットの予約ができました!
「30分」、、気になっていたアニメの1話を観れました!
「90分」、、ユニクロに行って米津玄師さんの
コラボTシャツを2枚買った後、サイゼリヤに行ってミラノ風ドリアと半熟卵のペペロンチーノと辛味チキンを食べて家に帰れました!

舞台に立つ側として「観にきてくれた人の時間とお金」を無視はできないと思っています。だから面白い作品を作りたい、良い作品だから観に来て欲しいと宣伝をするのだと思います。
しかし、それは観客側としても同じだと思います。企画してくれた人、演者、舞台を裏で支えて下さっているスタッフの方々。
この公演の為に時間やお金、他にも行きたい、やりたい事を諦めてしまった事が沢山あったと
思います。それでもこの作品の為に消費していたものは演者側にも確実にあります。

エゴの部分になりますが、その事を公演側も観客側も少しでも考えていけたらいいのになぁと思っています。どっちが偉いとかじゃないです。
観客として劇を観に行かせてもらう時「ここをもっとこうした方が、、」「今の表現伝わりづらいなぁ、自分ならこうするのに」
正直言って思う事はあります。肌に合わない劇や何を伝えたかったんだろう?と思う作品、
あります。
だけど、その作品を良くしようと、面白くしようと、誰かに届けたいと思う人がいます。
全員とは言いません。でも確実にいます。
演者側も自分達の面白さ、味、出すのは
自由です。ですがそれを見てくれる人がどう受け取るかは分からないです。だから考えて考えて試して少しでも良くしていくのだと思います。


シンプルに言わせていただくと「舞台には人がいる。客、演者、思う事はあるけどお互いへの配慮や感謝は忘れたく無いよね」という話しです。
どうしてもお客さんの立場から立つと「金、時間使ってる!」そう思うのは正しいです。間違えて無いです。ただ少しだけでも、この作品を良くしようと頑張っている人達の顔が思い浮かべて下さったら自分は凄く嬉しいです。

念を押しておきますが、これは「作品を批評するな!作品を貶すな!マイナスな事を言うな!」と言っているのではありません。
少なくともそれを発する前に少しでもお互いが作品に対しての時間とお金と想いを考えれたら、
発する言葉も違ってくるんじゃないかなぁ?
違っているといいなぁという小さな願望です。

長々とすいません。
自分はこれからも色んな作品に参加したいし、
色んな作品を観に行きたいです!
そんな自分の作品に対しての向き合い方の
一つの方法です。全員に当てはまらないのは分かります。ですがほんの少しでも頭の中や心の中に閉まって頂けると凄く嬉しいです。
改めてここまで読んでいただきありがとうございました!

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