41 保護〜次の日
14日の18時過ぎ
スムーズに保護ができて、保護したあともゲージの中でちゅーるをたくさん食べることができた。
お皿の水やご飯はまだ難しいけど、総合栄養食のちゅーるでしっかり栄養も水分補給もできてると思う。
夜になっておとちゃんはとても鳴いた。
鳴いたしガタガタと暴れてゲージの二階は破壊された。
ちゃっちいゲージを買ってしまってすごく後悔した。
サイズだって間違えた。
トイレはデオトイレを買っていたのにこのゲージに入れると一階のスペースがほぼない。
だからちょうどよいサイズの食器置きを買ってトイレの代わりにした。
全然サイズ感が掴めない。
おとちゃんが来て初めて「うわぁ、これじゃだめじゃん」
ってなる。
キャリーバッグだって、アマゾンで人気のあるリュックタイプのやつを買っていて、届いた時は大きさも十分で満足していたのに、いざ洗濯ネットに入ったおとちゃんを入れようとすると、やっぱり小さかった。
おとがすごく大きいのかもしれないけど、買い物って難しい。
そんな狭くてちゃっちい居心地の悪いゲージでおとちゃんは夜中過ごした。
おとちゃんを保護したあとにやったこと。
まず、ゲージにタオルをかけた。
落ち着けるからという理由みたいだけど、おとちゃんは少し私の顔が見えてるくらいが良かったみたいで全部覆うと大パニックだった。
次にトイレ
トイレには匂いが付いていると猫が迷わずにできると書いてあったのでやることにした。
地域猫時代のおとちゃんがどこでトイレをしているか知らなかったから
何週間か前におケツが汚れている時にティッシュで拭いて
そのティッシュをずっと大事に持って新しいトイレに置いた。
夜泣き
背中をトントンしたり頭や頬を撫でていると収まって私が居なくなると大声で鳴いた。
鳴く猫は無視するようにと書いてあったけど
私はリビングで夜中ずっと起きて鳴けば撫でてやることにした。
おとちゃんの場合は抱きしめて優しく撫でると安心してよく眠った。
夜中はそうして過ごした。
朝になってもトイレはしなかったのでそのままゲージで過ごした。
トイレをずっと我慢しているからか、トイレの中でうずくまってるようだった。
朝の10時
少し聞いたことないような鳴き声を出しながらおしっことうんちの両方をトイレでできた。
トイレができたことに安心した。
我慢してるのはつらいもんね。
ゲージから出て開放的になれたおとちゃんは昼間は出窓にずっと居た。
ずっと居て、そしてすごく静かに過ごした。
外が真っ暗になるまで外を眺めて、たまにウトウトしていた。
ご飯を食べに降りないので何回かに分けてちゅーるを出窓で食べさせた。
19時。
保護して丸一日がたった。
トイレもできて日中を穏やかに過ごせた。
よく頑張ってるぞ、おとちゃん。
えらい。