子ども達にはどんなおもちゃがいい!?
こんにちは!子育て奮闘中保育士のウチヤマです!
今回は「おもちゃ」についてです。
最後におすすめのおもちゃも紹介します!
お家にどんなおもちゃを用意しようかな。キャラクターもの?知育玩具?
保育室内におもちゃを増やしたいけど何がいいかな?と悩んでいる方の参考になればと思います。
ぜひ最後までご覧ください!
おもちゃって必要?
初めに、皆さんは子どもの頃お気に入りのおもちゃなどはありましたか?
ウチヤマはLEGOや粘土、小道具などを使ったなりきり遊びが好きでした。
おもちゃは、子供の成長と発達にとって非常に重要な役割を果たします。
ただ、そこにはその子、そのクラスの「発達に合っているかどうか」がとても重要です。
以下に、おもちゃの重要性についてまとめました。
知識とスキルの獲得:おもちゃは、幼児期から青年期までの子供の知識とスキルの獲得に貢献します。例えば、積み木やパズルは空間認識や問題解決能力を高め、知育玩具は言語や数学の基本を教えます。
創造性と想像力の促進:おもちゃは子供たちの創造力と想像力を刺激します。子供たちはおもちゃを使ってストーリーやゲームを作り、新しいアイデアを考え出すことができます。
社会的スキルの発達:おもちゃを通じて子供たちはコミュニケーションスキルを向上させ、協力やシェアリングの重要性を学びます。友達や家族との遊びを通じて社交的なスキルを磨くことができます。
感情の表現と処理:おもちゃは子供たちが感情を表現し、処理する手助けをします。特にぬいぐるみや人形などの対象物を使って、子供たちは感情を安心して表現できます。
運動能力の向上:アクティブなおもちゃやスポーツ用具は、運動能力を向上させるのに役立ちます。子供たちは遊びながら身体を動かすことで、健康なライフスタイルを促進します。
楽しさとストレスの軽減:おもちゃは楽しさと喜びを提供し、ストレスを軽減します。子供たちは遊びを通じて楽しみを見つけ、リラックスできる時間を過ごします。
総括すると、おもちゃは子供たちの多くの面で成長と発達をサポートし、楽しさと学びを提供します。保護者や保育士は、子供達にとって適切なおもちゃを選び、それを子供達が安全に遊びこむことがができる環境を提供することが重要です。
知育玩具って何?普通のおもちゃと違うの?
おもちゃの種類もだいぶ増え、昔よりも複雑化しています。
保育の世界では割と当たり前にある「知育玩具」ですが、一般のおもちゃと一体何が違うのでしょうか。
知育玩具と一般的な玩具の主な違いは、その目的と設計にあります。
以下に、知育玩具と一般玩具の違いをまとめました。
教育的な目的:
知育玩具:知育玩具は、子供たちの知識、スキル、認識、または学習能力を向上させることを目的としています。例えば、アルファベットのパズル、数学のゲーム、科学キットなどが知育玩具の一例です。これらの玩具は、遊びながら学ぶためのツールとして設計されています。
一般的な玩具:一般的な玩具は、主に娯楽や遊びのために設計されています。これらの玩具には教育的な目的がなく、単に楽しむことを目的としています。例えば、ぬいぐるみ、ボール、アクションフィギュアなどが一般的な玩具の例です。
設計と機能:
知育玩具:知育玩具は、子供たちが問題を解決し、スキルを向上させるために設計された特別な機能を持っています。これらの玩具は、子供たちに課題を提供し、学習を促進する役割を果たします。
一般的な玩具:一般的な玩具は、子供たちの創造力や想像力を刺激し、楽しむことをサポートするために設計されています。機能や設計は教育的な目的よりも娯楽に合わせられています。
対象年齢:
知育玩具:知育玩具は、通常、特定の年齢グループや発達段階に合わせて設計されており、教育的な価値を最大限に引き出すために対象年齢に合わせた難易度を提供します。
一般的な玩具:一般的な玩具は幅広い年齢層の子供たちが楽しめるように設計されています。年齢に関係なく遊びやすく、楽しいものが多いです。
要するに、知育玩具は教育的な目的を持ち、学習を促進するために設計されています。一方、一般的な玩具は主に楽しみと娯楽を提供することを目的としており、
どちらの種類の玩具も子供たちの成長と発達に寄与する重要な役割を果たします。
おすすめのおもちゃ紹介!
こちらでは、保育園などでよく使われたりするウチヤマおすすめのおもちゃを紹介していきます。
お子さんの興味や発達に合わせ、気になるものがあればぜひプレゼントなどにいかがでしょうか!
おもちゃ紹介の後に理由も書きました。少し長くなってしまいますが、興味がある方、保育者の方にぜひ読んでいただきたいです。
まずはこちら、
BRIOの電車玩具
BRIOは、スウェーデンのおもちゃメーカーで、木製の鉄道玩具を提供しているブランドの一つです。BRIOの電車玩具は、知育の面でも多くのメリットを持っています。
空間認識と物理学の理解:
BRIOの鉄道セットは、子供たちに空間認識と物理学の基本を学ぶ機会を提供します。レイアウトを設計し、トラック、橋、トンネル、ジャンプ、カーブなどの要素を配置することで、子供たちは物体の位置、速度、軌道などを理解することができます。
問題解決能力:
鉄道セットを組み立てる際、子供たちはさまざまな問題を解決する必要があります。どのトラックをどこに配置するか、どの列車がどのルートを通るかなど、問題を考え、解決するプロセスを通じて問題解決能力を向上させます。
コンストラクションとクリエイティビティ:
BRIOの鉄道セットは、子供たちが自分のアイデアを実現するための建設とクリエイティビティを奨励します。彼らは自分のトラックレイアウトをデザインし、構築することで、自己表現と創造力を発展させます。
手の協調性と微細な運動能力:
鉄道セットのピースを組み立てたり、線路上の列車を操作したりすることで、子供たちは手の協調性と微細な運動能力を向上させます。小さな部品を操作することは、精密さと注意力を養います。
社会的なスキル:
BRIOの鉄道セットは、友達や家族と一緒に遊ぶ機会を提供し、協力、コミュニケーション、共有などの社会的なスキルを発展させます。共同プロジェクトを通じてチームワークを学びます。
BRIOの電車玩具は、子供たちに幅広い知育的な経験を提供し、楽しみながら学ぶことができる素晴らしい教育的なツールです。知育の面だけでなく、創造性や想像力を高めるのにも役立つおもちゃです。
ただ、高い・・・。
そんな方にはこちらの、
Hape(ハペ)
のシリーズもおすすめです。
続いてはこちら、
くもん出版 くるくるチャイム
「くるくるチャイム」は、赤ちゃん向けのおもちゃの一つです。
可愛らしい見た目とシンプルな楽しさとは裏腹にしっかりと知育的な要素も含まれています。
感覚の発達: くるくるチャイムは、視覚、聴覚、触覚などの感覚の発達を促進します。赤ちゃんは、カラフルで魅力的なデザインや明るい色彩に注意を引かれ、視覚的な刺激を受けます。また、チャイムの音が聞こえることで聴覚的な刺激も提供されます。
手の協調性と運動能力: くるくるチャイムは、赤ちゃんが手を使って握り、振り、回すなどの動作を行うことを奨励します。これにより、手の協調性と微細な運動能力が向上し、手の筋力とコントロールが発展します。
音楽的な感覚: チャイムの音は、赤ちゃんの音楽的な感覚を刺激します。音楽は感情的な表現と結びついており、チャイムの音を通じて赤ちゃんは音楽の要素に触れ、リズム感や音楽への興味を養います。
因果関係の理解: 赤ちゃんは、チャイムを握ったり振ったりすることによって、因果関係を理解し始めます。彼らが特定の動作を行うと、音や視覚的な変化が起こることを学びます。これは認知能力の発展に寄与します。
視覚的な追跡: くるくるチャイムは、赤ちゃんが視線を追い、物体を視覚的に追跡する練習にも役立ちます。回転する部分や吊るされたオブジェクトを見ることで、視覚的な追跡能力が向上します。
安心感と情緒的な発達: 赤ちゃんはくるくるチャイムを持つことで安心感を感じ、安心して遊び、探求する環境を提供します。また、親との共有体験を通じて愛情と絆が深まることもあります。
くるくるチャイムは赤ちゃんの感覚と運動能力の発達を促進し、音楽的な感覚や因果関係の理解を養うのに役立つ知育的なおもちゃです。赤ちゃんの好奇心と学習欲求を刺激し、楽しみながら成長と発達をサポートします。
続いてこちら、
マグフォーマー
マグフォーマーは知育玩具の一種で、幼児から小学生までの子供たちの知育や創造力を発展させるために設計された磁気ブロックのセットです。
マグネットで形を作る単純な遊びですが、なかなか興味深い知育の面があります。
空間認識と形状理解: マグフォーマーは、磁石を内蔵したブロックで、子供たちがさまざまな形状を作成できるようになっています。子供たちはこれらのブロックを組み合わせて、立体的な構造物や図形を構築し、空間認識能力と形状理解を発展させます。
創造性と想像力: マグフォーマーは無限の組み合わせとデザインの可能性を提供し、子供たちの創造力と想像力を刺激します。彼らは自分のアイデアを形にし、独自の建築物やキャラクターを作成することができます。
数学的思考: マグフォーマーは数学的な概念を学ぶのにも役立ちます。例えば、対称性、パターン、角度、体積などの数学的な要素を探求するためのツールとして使用できます。
手の協調性と微細な運動能力: ブロックを組み合わせるために、子供たちは手の協調性を高め、微細な運動能力を発展させます。小さな部品を操作することは、細かい作業に必要なスキルを向上させます。
物理学の基本: マグフォーマーは磁石を使用しているため、子供たちは磁力や引力の基本的な原理を理解する機会を得ます。磁石同士の相互作用やブロックの安定性に関する物理学的な概念を学びます。
社交的なスキル: マグフォーマーは友達や家族と一緒に遊ぶのに適しており、共同作業と協力を奨励します。共同でプロジェクトを進めることで、コミュニケーションとチームワークスキルを向上させます。
問題解決能力: マグフォーマーを使って、子供たちはさまざまな問題に対処し、解決策を見つける方法を学びます。ブロックを組み合わせて安定した構造物を作るために、論理的思考と問題解決能力を発展させます。
マグフォーマーは、幼少期から学年が上がるにつれて子供たちの発達に合わせて遊び方が変わっていきます。知育的な側面を強化するための優れたおもちゃの一つで、知識やスキルを楽しみながら習得しクリエイティブな表現力を発揮できる素晴らしいツールです。
最後はこちら、
大工さんセット
これはうちの子が大好きなおもちゃです・・・笑
親の姿をよく見ているのか、工具に興味を示して「やりたい!」と手伝いをやりたがる姿が多かったので買ってみたところ大ヒットでした。
ただ、昨今STEM教育が注目されている中、その観点から考えてみるとなかなか注目度の高いおもちゃです。
手の協調性と微細な運動能力: 大工さんセットには、ハンマーやドライバー、ネジ、釘、木製のパーツなどが含まれており、子供たちはこれらの道具を使って建設プロジェクトを進めます。これにより、手の協調性と微細な運動能力が向上し、正確な操作が必要な技術を磨くことができます。
空間認識と計画能力: 大工さんセットは、建築や工作プロジェクトを通じて、子供たちの空間認識と計画能力を発展させます。どの部品をどこに配置し、どのように組み立てるかを考えることで、問題解決能力と建築計画のスキルが養われます。
数学的思考: 大工さんセットを使用すると、寸法、角度、距離などの数学的な概念を探求する機会が提供されます。子供たちは計算や測定を行い、数学的な思考力を高めます。
創造性と想像力: 大工さんセットは自由な発想と創造力を奨励します。子供たちは独自のアイデアを実現し、自分だけのプロジェクトやデザインを作成することができます。
安全意識とルール遵守: 大工さんセットを使う際、子供たちは安全に作業する方法やツールの正しい使用法を学びます。また、ルールや指示に従うことも重要であり、安全意識が高まります。
社交的なスキル: 大工さんセットを友達や家族と一緒に使うことで、共同作業とコミュニケーションスキルを向上させます。プロジェクトを協力して進めることで、チームワークが促進されます。
問題解決能力: 大工さんセットを使って、子供たちはさまざまな建設的な課題に対処し、解決策を見つける方法を学びます。プロジェクトに取り組む中で、論理的思考と問題解決能力を発展させます。
大工さんセットは、子供たちにとって実用的なスキルを身につけるだけでなく、クリエイティブな表現力を発揮する機会を提供します。また、安全な環境で楽しむことができるため、知育的な側面と楽しみの両方を組み合わせた素晴らしいおもちゃです。
今回はここまで。
気になるおもちゃはありましたか?
知育の面から見てみると、おもちゃ選びや環境づくりもなかなか楽しいものです。
まだまだありますので、また記事にしたいと思います!
最後まで読んでいただきありがとうございました。