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ゆるり新玉川温泉(秋田県仙北市)@新玉川温泉を遊び倒す

年越しは新玉川温泉で過ごした。

温泉に入ってはごろごろしてと、のんびりした時間を過ごしていた。
新玉川温泉は日本の山岳温泉リゾートと銘打っているだけあり、温泉以外にも楽しめる時間がたくさんある。
今回はその新玉川温泉で目一杯遊び倒した話。


◾️宿での話

宿に到着すると、ナマハゲが迎えてくれた。

到着した日は大晦日だったから
男鹿半島ではナマハゲ行事が
行われていたんだろうな。

部屋はいろいろなタイプがあるようだが、今回私たちが泊まったのはC館和室。すでにごろごろできる準備は整っている。

お着き菓子は温泉まんじゅう。

温泉まんじゅう、めちゃくちゃ好き。

2日目も客室係の方がお着き菓子を置いていってくださった。わーー嬉しいなー。

秋田蜂蜜合わせ
蜂蜜産地として知られる鹿角産の
アカシア蜂蜜使用。
はちみつ独特の香りや甘さが広がる。

チェックイン後は気兼ねなくのんびりぐだぐだと過ごしていることが多いが、宿で開催されるイベントがある場合は積極的に参加することにしている。
新玉川温泉はイベント盛りだくさんだった。

ひとっ風呂浴びたあとは、最初のイベント横手かまくら体験へ。

横手かまくら
かまくら一基を作るのに30tの雪が必要となる。
直径は約4m、高さは約3.5mあり、
かまくら職人によって製作される。
宿入口でお汁粉をいただき、
いざかまくらの中へ。
かまくらの中は暖かかったよ。
柚子湯もいただいて心も体もぬくぬく。
神棚が設けられ水神様が祀られている。
雪の降る時期に水不足になりやすく、
良い水に恵まれるようにと
祈願する風習が由来といわれている。
せっかくだから着なさいよ‼︎
と勧められてどんぶく(綿入れ半纏)着用。
似合いすぎる私たち夫婦。

イベントがはじまる前には館内放送が流れてくる。
放送が聞こえてきたら、ごろごろしていた布団から抜け出しイベント会場へいそいそ出かける。
次のイベントは、秋田の日本酒飲み比べ
清酒マイスターであるスタッフの方が、秋田の日本酒について説明しながら4種類飲み比べをしていく。これがもう最高だった。

左から
・一白水成 特別純米酒 生酒 ささにごり
(福禄寿酒造)
・雪の茅舎 秘伝山廃 純米吟醸生酒
(斎彌酒造)
・角右衛門 -穂積 純米吟醸
(木村酒造)
・両関 上撰 普通酒
(両関酒造)

とにかくうまいっ‼︎ 秋田の酒にはいろいろな味わいがあることを知ってもらうために選んだセンスがすばらしい‼︎呑みすすめる度に会場から感嘆の声がもれるほど(笑)。
そして飲み比べのためのアテも用意されていた。

玉こんにゃくといぶりがっこ。

日本酒が余っているのでおかわりどうぞー…と声もかかり、会場みんなで大宴会(笑)。楽しかったなー。楽しすぎちゃって、翌日もこのイベントに参加しちゃったよ。

夕食と朝食は、「旬彩ダイニング~ぶなの四季~」にてブッフェスタイルでいただく。

意気込みたくなるおすすめメニュー看板。

秋田の郷土料理や季節の食べ物が並ぶ。
ブッフェは気に入った食べ物を見つけると、おなかが苦しくなるまで何回もおかわりしてしまう。今回はきりたんぽ鍋にハマってしまったよ。2日間でどれだけきりたんぽ鍋食べただろー(笑)。

大晦日の夕食。
正月元旦の朝食。
正月元旦の夕食。
正月2日の朝食。

正月の朝食には、お屠蘇も振る舞い酒もあった。お屠蘇は晴れ着をきたスタッフの方から振る舞われる。うわー正月最高‼︎

お屠蘇。
千歳盛の樽酒で振る舞われる。

そうそう。正月元旦の朝食終わりにはお年賀をいただいたんだった‼︎ うわー正月最高‼︎

秋田県民に愛されているユゼブランドから
「黒砂糖洗粉」を。ユゼは玉川温泉の天然
コロイド硫黄を洗粉にしたところから
スタートしている会社…縁があるんだね。


正月元旦も館内放送が流れるたびにふらふらとイベント会場に足を運んだ。
まずは新春秋田弁かるた大会に参加。

秋田ローカルヒーロー超神ネイガーが
魅力的な秋田弁かるた。
ちなみに超神ネイガー、普段は米農家だそう。

このイベントも盛り上がった‼︎ 大人たちが本気で必死にかるたを取り合う(笑)。読み手がこてこての秋田弁すぎて、どのかるたを指しているのかわからなかったのもおもしろかったなー。皆で聞き返してもわからない(笑)。

あきたの
ごとばこ
さんべてみれ

かるたなんて久々だったし、久々のかるたはむちゃくちゃ楽しかった。皆でよく笑い合ったし皆で正月福笑いできたのもよかったな。

温泉入ったり。
ごろごろしたり。
昼食をとったり。

比内地鶏ラーメン(味噌)

またごろごろしたり。
で、午後は雪上車体験へ。
大原鉄工所の雪上車。

日本唯一の雪上車メーカー 大原鉄工所。
南極観測雪上車も製造。

そしてイタリア プリノート社の圧雪車。

世界の圧雪車市場はこちらプリノート社と
ドイツのケースボーラー社の2社が有名。

乗り心地はプリノート社がいいとのことでこちらに乗車。人生初の外国車がまさかの圧雪車になるとは‼︎

前を行く雪上車を追っかける。
新雪の道なき道を進んでいく。
雪深いところもがしがし進んでいく。
力強いキャタピラよ‼︎
そして素晴らしい景色に出会える。

道なき道を進んでいくのでわくわくな気持ちがとまらない‼︎高低差ある場所は車体がほぼ縦向きになるのでジェットコースターのようなスリリングさ‼︎いやー楽しかったー。

乗用車もクローラ(キャタピラー)を装着。


とにかくよく食べよく入浴しよく遊んだ。
まわりを見渡せば、1人で投宿されている方も、夫婦で家族で投宿されている方も、みんなみんなそれぞれ楽しく過ごしている。
もしかしたら病気療養で訪れている方もこの中にはいるかもしれない。でも穏やかな笑顔が広がっているのだから、ここでの時間はみな幸せなんだろうな。
皆と大笑いしていい年明けを迎えられたよ。
きっと今年もいい1年が送れるね。
新玉川温泉で出会った皆さまありがとう。

ありがとー。
ありがとー。


◾️お土産の話

帰りの新幹線では、はまってしまったいぶりがっこをアテに呑みながら帰ってきた。

ご当地サワー 秋田サワー(塩レモン)とともに
いぶりがっこ
スモークチーズ入りいぶりがっこ
いぶりがっこポテトチップスで乾杯。

豆腐と油揚げが大好きなので、旅先でご当地ものを見つけると必ず購入する。

善五郎豆腐店のもめん豆腐とあぶら揚げ
大豆の甘みを感じつつ、
さっぱりな味わいの豆腐たち。

甘いものも購入。

これまたはまったトロリンゴ(太成食品)
りんご1個分を秋田こまちで包んだお菓子。
きりたんぽのようなむっちり感な食感に
りんごのジューシーさが中から溢れて
むちゃくちゃおいしかった‼︎
そして秋田銘菓のおばこナ、ひでこナも購入。

いいお土産が買えると、自宅に帰ってからもうきうきした気持ちが続く。
お土産はどうしても家族や友だちのために購入することが多かったけど、こんなにうきうきした気持ちが続くなら今年は自分のためにお土産をじゃんじゃん買っちゃおうかな。
あーー。本当にのんびり楽しく過ごした年末年始だったなーー。
またいい時間が過ごせるよう、心新たにがんばりますか‼︎

旅の思い出帳

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