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8/15猫を保護して-初日-交通事故の地域猫ちゃん

お盆真っ只中、最高気温は35℃の日中でした。

近所で時々見かけつつ可愛いと思っていた地域猫が瀕死の状態で道端に上を向いて倒れていました。
舌が真っ白で口呼吸(猫の熱中症状)なので直ぐに水を与えにコンビニへ行きその場に戻りました。
すると、一人のおじさんが柄杓で水を掛けて
「事故にあったんだよ、もぅダメだな…」といって
立ち去って言ってしまいました。
どうする事も出来ませんでしたが、そのおじさんを嫌悪している暇はありません。
よく見ると両足がダラりと力なく、事故にあったのだと分かりました。
後先を考えたものの、ほっておくわけには行かず、直ぐに検索して、病院、保護施設など調べましたが、土曜日のお盆で営業は殆ど行っている訳もなく、急患もお断りとされました。
それでも諦めずに少し離れた所の病院へ急患として診療してもらうことになり直行を決めました。この間約90分。

捕獲に向けて、洗濯ネットを家から持ってくると
場所に居ません。
少し奥を見ると、ビル1階の空巣防止扉の隙間へ腕の力だけで入ってました。  
私が塀をよじ登り捕獲へ向けましたら、意外と元気でアシカのような感じで走り出し逃げたり、手で捕獲を拒んだり暴れまくりの末にようやくネットに入れ、持参した薄型段ボールに乗せ
車で病院へ行きました。
ネットは猫には落ち着くらしく大人しくしてました。

病院到着し、予め急患予約していましたので診療台へ向かいら奥の部屋でレントゲンと薬の投与です。
緊張しました。臓器や骨折、神経系統など軽傷で有ることを祈りつつ数十分後。
歯を見たところ、まだ若いそうです。
確かに私の1年前くらいに見たように思います。間違いなく2年前はみていないと記憶あります。
そして、
レントゲンの結果、臓器、骨、頚椎に異常はありませんでした。
しかし、尻尾付近と両足が全く動きませんので、色々質問したところ、
院長「MRIなどで詳しく調べないと分かりません、費用も10万円掛かります」とのあと間髪入れず、
院長「このあとご自身引き取って貰いどうするんですか?」
主「保護してくれる方が見つかるまで家で面倒見ます。」
当たり前のやり取りの様ですが、私には2匹の猫が居りまして、またこの猫が仲が良くなくて一緒に出来ないので、「飼う」選択肢は咄嗟に浮かびませんでした。
ですが、小さな命を救っただけでは責任は終わりません。
この保護猫の無表情、無感情、無症状と人間と動物の繋がり、人と人との繋りを記録していきます。

初診時↑

家へ連れて帰りケージへ↑
病院帰りと恐怖と体の変調にイライラしており噛まれてしまいました。

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