優河 9/18

整理番号に恵まれたので1時間前にちゃんと行こうかと思っていたが、なんやかんやで15分前に到着した。
まあ、聴ければいいかと思って入ったら全然人が居なかった。
すかすかの3列目になんとなく並ぶ。

なぜか頭がツルツルのおじさんが多い。年齢層が意外に高い。なんか全体的にみんなオシャレじゃない。腰に巻いたウエストポーチに缶バッジをつけてる奴が居る。
あぁん……?

なんだろう。ライブ後にチェキ会でもやってるのか?とか思ったりして

結果から言えばこのあたりは謎のままだった。どこで知り、なぜ来ていたのか全く分からない。

ただただ優河は歌が上手かった。
本当に透き通る声。音源通りの澄み渡る声。

鍵盤の個性が強い。フロントマンより見てしまうタイミングがある。すごく良いと思った。見てるとノってくる。

全体的に行って良かったなと思ったが、チケット代が安くないのと、音楽ジャンルからいって椅子がないのが結構つらい。客層も高齢がなぜか多いので椅子有だとリピーターは増えるかもしれない。俺もそれだったら毎回行ってもいい。

このクオリティのアーティストで、spotifyでも月間9万人が聴いているのにこんなに客入りが少ないのか。音楽って……はぁ。
まあでもそうだよな。音楽を勉強したりのめり込む人は居るけど、そんなこと別に必要のない事だし強制されていいわけもない。
ただメディアが大きく宣伝した音楽で琴線に触れるものがあったらそればかり聴いて、ストレスを解消したり楽しくなったりしていることを誰も責めることなどできない。

きっと本来音楽は金儲けの道具じゃないのだ。
1人で弾いて楽しんだり、仲間と合わせてお互いを認めあったり、友人に聴かせて一緒に癒されたり。そこに昨今のソーシャルネットワークでもっと広くそれが伝わって、色んな人と楽しめるようになった。
どこかの誰かの金儲けに利用されて、産みの苦しみを味わいながら作るようなもんでもなければ、したり顔でインタビューに答えてごまを擦られるようなもんでもないんだ。
もっと気楽な、自由で楽しく癒されるもののはずだ。ステータスじゃないし競争と無縁でいい。

今夜は良い夜だった。
良い音楽をのんびり聴いたから。

まあ、腰が痛かったけど。

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