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自己紹介 

お初にお目にかかります。

猪突猛進に生きる大学生 シンクレール です。

シンクレールという名前は、お気に入りの本であるヘルマンヘッセの「デミアン」の主人公の名前からとりました。

好きなものは、ジブリとモツ煮と歌うことです。嫌いなものは、課題です。

頭の中を整理したいと思いnoteを始めました。気になった方は時々自分の文章を読んでくださると幸いです。


私が最初に読んだ文学作品が デミアン でした。当時中学二年生で人間関係に関して悩んでいる時、漫画 東京グール の一巻にあった言葉に衝撃を受けました。

「卵は世界だ、生まれようと欲するものは一つの世界を破壊しなければならない。鳥は、神に向かって飛ぶ。その神の名は、アブラクサス。」

この文章を見て、本を買いずっと読み耽っていました。上記の文章は、主人公シンクレール(ジンクレエル)にデミアンという魅力的な青年が送った手紙の中に書かれているものです。簡単にいうと悩んでいる主人公をデミアンは励まそうとしています。面白い部分は、他にもあってカインとアベルの話が出てきてデミアンは独自の考えを話していたり、教会にいるオルガン奏者と進化論について夜が明けるまで話していました。

デミアンという作品から、幼いながらに思ったことは誰しも自分なりの「正しさ」「正義」があって、それを良いか悪いかで判断することはできないということでした。だからこそ、「自分」とはどんな人間なのか、そしてどうすれば納得して生きれるか考えることが重要だと気づきました。

中学生の頃のわたしは変に尖っている部分があって、周囲を寄せ付けないようにしている節がありました。今思えば、それは、周りの子と馴染めないと思っていたり、自分自身を否定されることを恐れていたからでした。

重要なのは、周りと馴染めているか否かではなく、「自分」が何をしたいのかだと一つの世界を壊して新しい世界に羽ばたくことができました。

もちろん今も壊さなければならない世界が目の前に立ちはだかっているのですが、中学生の時の気持ちを忘れたくないので「シンクレール」と名乗っています。

拙い文章ですが、ここまで読んでくださりありがとうございました。これからは自分の体験を書きながら文章が上手くなるように頑張りますので、何卒よろしくお願いします。


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