web開発の主流言語「php」
web開発でサーバーサイドプログラムで主流の1つである「php」について今回は解説していく。
企業でも
wordpressでも
webシステムでは結構どこでも使用されているサーバーサイドプログラムのphp。
他の言語もたくさん出てきて人気や需要としては昔よりもやや落ちる傾向にあるが、それでも需要は現状かなり高い。
そしてphpを学ぶことで他の言語にも応用が利きやすく、他のサーバーサイド言語よりも学習コストは低いため、サーバーサイドを学びたい初学者にはピッタリの言語であることは間違いない。
そんなphpとはどういったものなのか...
phpとは
php
→ 動的にwebサイトを作成することができる
サーバーサイド言語
動的なwebサイトといったらみんな最初は
ページがスライドショーや文字が動いていたりするサイトをイメージする人も少なくないだろう。
しかし動的なwebサイトの本質はそうではなく
状況によって表示が異なるサイトのことを指す。
言葉ではうまく表せないので
参考として例を挙げてみる。
・掲示板
・会員ページ
掲示板は誰かが何かを書き込むことで成り立つ。
5分前はコメントが2件しかなかったが
現在アクセスすると10件になっていた。
↓↓↓
この場合、5分前と現在のページは同じサイトを開いていることに対して、表示されているページ内容が変わったと言える。
会員ページに関しては例えば
Aさんとしてあるサイトに登録してログインする。
そうするとトップページでは↓
Aさん、こんにちわ
次にBさんとしてあるサイトに登録してログインする。
そうするとトップページでは↓
Bさん、こんにちわ
差分を見てみると
トップページに表示される名前が登録内容によって変わることがわかる。
だんだんイメージが掴めてきただろうか。
このように状況によって変わるwebシステムを構築する際にメジャーな言語としてphpが使用されている。
そしてphpはhtmlにも親和性が高いため
htmlにも組み込みやすい設計となっている特徴もあることから初学者の場合でも実装しやすいので
オススメだ。
phpの需要
今でも広く多くの人に使われているphp。
そんなphpの需要の高さはどうなのだろうか。
結論から言えば
非常に高い。
といえるだろう。
2015-2018年が人気絶頂の時期とされていて
現在はその時期に比べると落ちている傾向があるが、未だに人々は使用しているし、人気も高い。
web開発に特化したサーバーサイド言語であることから、web開発での生産性はかなり高い。
そして、今のところはwebシステムでかなりのシェアを占めていることも事実。
新しい言語も出てきていて
人気傾向が最近は掴みにくいが今のところは安定してシェアは獲得できている言語である。
php 記述ルール
ここでは簡単にphpの記述ルールを紹介する。
拡張子は「.php」
phpを扱うファイルの場合
拡張子は必ず「.php」にする必要がある。
拡張子が「.html」「.css」等の拡張子の場合
そのファイルにphpスクリプトを書いても動かないので注意が必要だ。
コードの最後に「;」をつける
(セミコロン)
コードの最後には必ず「;」をつける必要がある。
例を挙げてみてみよう。
echo "hello world";
echo "hello japan";
このようにスクリプトの最後にはこの記号をつけることを習慣化することをお薦めする。
まとめ
phpは今後もしばらくは需要が高い言語と言えるだろう。
そして学習コストも低く、他の言語に横展開していきやすい言語のためオススメな言語だ。
世の中のwebサイトの過半数はphpでできていることから他の言語も多々出てきた現代でどういった立ち位置になってくるのか楽しみなところである。