上海と横店に行ってきました!④
横店3日目 上海に戻る
とうとう横店、最終日!
この日のミッションは横店の公式HPに載っていない春秋・唐城と、大智禅寺に行ってから上海に戻るというスケジュール。
ホテルで朝食をとり、チェックアウトして荷物をホテルに預けてから、いざDiDiで春秋唐城の入り口へ。
事前の調べによると、撮影していると入れないことがある、入れるかどうかは当日入り口で確認すること、との事。
当初予定では横店に滞在中、2回チャレンジするつもりでいたのですが、実際、そんな余裕はなく。最終日ワンチャンとなりました。ここで入れなかったら、それも運という事でドキドキの瞬間。
受け付けのおにーさんに、早速「今日、入れますか?」と尋ねたところ、予想外に長い中国語の返答が。意味がわからずGoogle翻訳登場。
「ここは特別な場所で、遊ぶ施設はありません」との事。
どうやら間違えて遊びに来た観光客と思われたようでした。
誤解が解けて入場料をWechat(なぜかアリペイだと色々ややこしかった)でさくっと払い、入館許可証代わりのリボンをもらっていざ入場!
平日の早朝だったためか、作業している人達以外、観光客が我々以外、全くおらず、写真撮り放題! しかも観光地化されていない、まさに本当の撮影のための場所という感じでテンション上がります。
とにかくここもめちゃくちゃ広い。
ちなみに中に売店の類は一切ないけれど、トイレはありました。
ところで歩いているうちに、ある俳優さんの顔入りのぼりとを発見。導かれるようにそののぼりに沿って歩いていると、「あなた達、まだ間に合うわよ!」と声を掛けてくれるお姉さんが。
一体何事だろうかと先を進んだら……。なんとドマラマの制作発表会をしている最中でした!
しかも主演俳優さんの10周年記念らしく、ファンクラブの方々が製作発表会の隣の広場に祭壇のようなイベント会場を用意していて、制作発表後にその俳優さんが登場。
まさかこんなイベントに遭遇するとは! ドラマ、iQIYIだから日本からでも観られる! 今から配信が超楽しみです。
イベント会場で配られたお茶とお菓子をいただき(疲れていたので、不覚にも写真撮り忘れて残念)、まさかの昼食ゲットです。
当初予定では陳情令の撮影場所を聖地巡礼するはずだったのですが、もうその場に来ただけで満足してしまったという……。というか、場所を特定するのは圧倒的に体力と時間が足りないという事を痛感して私の横店訪問は終わったのでした。
その後、撮影安全祈願にスタッフが訪れる事で有名なお寺へ。
お堂の入り口で100元お布施すると、その場で石板に名前を彫ってくれます。その字の綺麗さに感動。さらに功徳証と書かれた証明書を頂きました。
同行者と「今回の旅行で何か記念にお揃いのグッズを買いたいね」と話していたのですが、思わぬいい記念になりました。
思っていた以上に広いお寺で、我々が帰る時、観光バスでやって来た集団が!
聖地巡礼という邪な気持ちで訪れましたが、地元の観光地としても有名なお寺だったようです。
お寺の散策が終わり、ちょっと近所のスタバでお茶でもする?という話に。地図でスタバを探し、いざ行こうと歩き出した時におしゃれなお店発見。
一見、カフェのような、でも高級料理店にも見える門構え。この時、客らしき姿も全くなく、入るのに躊躇していたら、同行者の姐姐から「大丈夫、入るわよ」と頼もしいお言葉が。
入ったら、とてつもなくおしゃれで素敵なお店でした。
なんでも茶器をデザインして売っているのだとか。
でもメニューを見てびっくり。ちょっとお高い。
呆然とする我ら。するとお店の人が察してくれたのか、比較的フツーの値段のお茶のメニューが出て来たので、35元の白茶を選択。白茶が35元なら逆にリーズナブル!
お店の人がとても親切で、お高いお茶のコースを選んだ人が入れる個室を全部案内してくれました。どのお部屋も落ち着いたインテリアでとても素敵!
お会計したら、なんと1人35元ではなく全部で35元でした! 至り尽せりのおもてなしで思いっきり長居してこの値段! なんなら最初のお高いメニューから選んでも良かったのかも……。とちょっと後悔。
大智禅寺に行った際にはぜひ寄ってみてください! おすすめです。
お茶の後はDiDiを使ってホテルへ戻り、荷物をピックアップし、いざ帰途の道、高鉄横店駅へ。
行きはタクシー乗り場まで工事現場の中を延々と歩いたのですが、帰りはなんと駅の前で止まってくれました。まさかこの数日間で道路が完成したとか? 謎です。
とにかく周囲は絶賛工事中だったので、来年はいろんなものが完成して、ガラリと雰囲気が変わっていそう……。
さてさて行きと同じく義鳥駅で乗り換え。この時、乗り換え時間にさほど余裕がなかったにも関わらず、行きに体験したショートカットの道を選ばず、ものは試しにとうっかり改札口を出ちゃったものだから、さぁ、大変! なんと広い構内、出発口がわからず迷子に! そうこうしている間に時間が迫り、さらに先頭を歩いていた同行者が時間を見間違え、「ゲートが閉まってる!」と大慌て。重い荷物を持って走る羽目に。結局、間に合ったのですが、我々、なぜあんなに走る羽目に?と、後になって大爆笑のプチ事件でした。
ここで学んだ教訓は、ショートカットが用意されているなら、素直に使え、ですね。
そんなこんなで、上海に着いたら初のデリバリーに挑戦!なんて言っていたのですが、すっかり疲れ果てて、結局、上海紅橋駅にて食べて帰ることに。流石に大きな駅とあって、有名チェーン店が一通り揃っていて、問題なくすぐ夕食にありつけたのでした。