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視聴記録『オオカミ君主とひつじ女王』全36話

iQIYI国際版アプリで視聴。日本語自動翻訳付き。
男1主:レオ・ロー(罗云𤋮Luo Yunxi)女1主:バイ・ルー(白鹿Bai Lu)。
原題『半是蜜糖半是伤』

あらすじ
江君は亡き父の願いを叶えるため、業界トップクラスの投資会社に転職。そこでかつての幼なじみであるユエン・シュワイと十年ぶりに再会する。
学生時代のユエン・シュワイは、江君の父に、涙を流すとアナフィラキシーショックを起こして倒れてしまう江君を泣かせないように守ると約束しながら、陰で彼女をいじめていた。
そんな彼は、昔と変わらず、相変わらず彼女に対して容赦なく冷たい。
だがそれは全て江君の誤解で……。
現代の上海を舞台に繰り広げられるラブストーリー。

今、配信中の『长月烬明』の展開がちょっと重くなってきたのが耐えられず、主演の二人が全く同じ、しかも雰囲気もガラリと変わって現代物、という事で軽い気持ちで見始めたら……。思いの外ハマってしまって完走してしまいました。
そもそも現代物の中国ドラマをほとんど観たことがなく、ほぼほぼ初体験。物珍しさも大いにあったのだが、でもなんか既視感があると思ったら……。
日本のバブル時代を彷彿させるのだ。
というのも登場人物達がハイソ!
勤めているのは業界トップの投資会社。社内はもちろん超おしゃれ。
そしておしゃれなマンションに住み、背景で出てくる上海の風景もまるで未来都市のようでゴージャス!
でもって社畜なところもバブル時代のまま。まさに24時間戦えますか状態。
あぁ、日本もこんな時代があったっけ……と思わず遠い目。
いやはや、一見、超キラキラしているけれど、このハードな生活を続けられるのは一部のとてもタフな人達だけで、それも若いうちだけだから!と、つい余計なおばちゃん心が疼く。

とは言え、一見ただの冷血漢に見えて、実は子供の頃からヒロイン一筋のユエン・シュワイを演じるレオ・ロー様は最高に格好いい。
しかも時代劇ではひたすら耐え忍ぶ報われない可哀想な王子役が多いのに、この話ではひたすら俺様キャラ。この辺りも見どころ。しかも浮かれて鼻歌歌ったり、小躍りしちゃう姿まで観れてしまう。
そんでもってこの小躍りが、さすが元バレエダンサーとあって、めちゃくちゃ綺麗で一見の価値有り。バレエ現役時代のレオ・ロー様を見たかった!
あと前髪下ろしてジャージ着た高校生役を演じるレオ・ロー様とかも超貴重。
というわけで、今まで観たことのないレオ・ロー様の姿のオンパレードでレオ・ロー様ファン必見。
ちなみにレオ・ローに“様”を付けちゃうのは、今まで観たドラマが全て王子様の役だったから……。
さてさてレオ・ロー様はもちろんの事、バイ・ルーがこれまた可愛いくて綺麗。さらに泣くと倒れちゃうから、どんな目に遭ってもメソメソしないところが格好いい。
ちなみに私の知り合いに涙アレルギーの人がいて、江君ほど重度ではないけれど、なかなか大変そうです。
ストーリーとは全然関係のない話なのだが、このドラマで、ユエン・シュワイは部下から「本座」と呼ばれていて。組織の長を指す言葉だというのを初めて知りました。この言葉、訳には出てこないし、調べてもなかなか出てこなくてずっと謎だったのだ。
あと「ヨー」という声掛け。ちょっと相手を小馬鹿にするニュアンスがあるらしい感嘆符。いつも古装劇ばかり観ているので、使われる言葉も色々新鮮でした。

一つだけネタバレ?をば。画像を借りるためにweiboの番組HPを見たら、2022年9月27日に放送二周年記念の記事が。その記事によると二人の間には2021年7月に男女の双子の赤ちゃんが生まれたそうな。男の子が江姓で、女の子がユエン姓になっていて、今時だな、と思いました。番組終了後もこうしてドラマ内の時間が進んでいるのが微笑ましかったです。今年もあるのかな? 9月27日を覚えておこうっと。

さてさて、超幸せなレオ・ロー様とバイ・ルーの姿を満喫したので、そろそろ覚悟を決めて『长月烬明』の視聴に戻ろうと思います。

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