上海と横店に行ってきました！②
3日目 横店へ
この日の一大イベントは中国の新幹線、高鉄に乗る、でした。
事前情報でゲートが開くのが発車15分前、乗車券はパスポートでOK、等々の情報を仕入れてはいましたが、実際にどんな感じなのかさっぱり分からないまま、地下鉄で出発1時間以上前に高鉄の駅へ。
まずは荷物検査を受けて、いざ構内へ。中に入るとだだっ広い空間の待合室が。
お店も色々あります。時間が余ったので、朝食になりそうなお菓子をゲット。
ゲートが開いて乗り込むまでたった15分なので、乗り遅れないよう搭乗口の近くに待機。でもそこまで神経質になる必要はなかったようです。
事前に荷物検査があるので、流石に30分前には駅が着いた方がいいと思いますが、どんなに早く着こうが、ホームに移動できるのが発車15分前。
いざゲートが開き、我々は有人の改札口の列へ。パスポートを機械でスキャンしてもらって入場。
中国の人達はパスポートの代わりに身分証カードで入場してました。
事前にパスポート番号を入力して予約済みとはいえ、パスポートが乗車券代わりなのには驚きました。パスポートに組み込まれたICチップを一番効率よく使いこなしている国は中国なんじゃ……。
電車がホームに到着してすんなり乗車。
席は長時間乗る紅橋駅義鳥駅間を1等席、義鳥駅横店駅間はたった15分だったので2等席を予約していたのですが、1等席は日本の新幹線の指定席よりちょい広めの2シートで、二等席は3シートと2シートでちょっと狭いといったカンジでした。
さてさて義鳥駅に着き、いざ乗り換え。
この義鳥駅横店駅間は今年9月に開通したばかり！
事前情報では高鉄の乗り換えは一旦改札を出て、チェックインし直さなければならないとあったのですが、改札を出る前に「乗り換えが1時間以内の人はこっち(意訳)」という看板を発見。ものは試しにとそっちに向かうと、係員のお兄さんが1人だけいるゲートが。
スキャンする機械がハンディタイプのもので、とてもパスポートを認識できるとは思えず。でも声を掛けたら、「ちょっと待て」との事。要するに、ここでも発車15分前にならないと通してもらえないのでした。たった1人のお兄さんに、ここに集まった人がみんな次々と質問するので、お兄さんもちょっとうんざりしている感じでした。そして時間になった途端、みな我先に通ろうとし、中国3日目にして初めて割り込みの洗礼を受けたのでした。ちなみに上海の地下鉄や外灘や豫園も人の波がすごかったのですが、特に割り込みされる経験もなく、ストレスなく過ごしてきたので逆に新鮮でした。
そしてここでのショートカットが思いのほか簡単だったため、帰り道で悲喜劇を起こすのですが、これはのちに述べるとして、今回はすんなり横店駅に到着。
それにしても横店駅、真新しい大きくて綺麗な駅舎に対して、外構が全く完成しておらず、工事現場の中の仮説通路を延々と歩いてタクシー乗り場へ。
さてさて、本来はここで初のアリペイのDiDiを使ってタクシーを呼ぶはずだったのですが、ちょうどホテルの近くに止まるバスがある、という事でバス停に。
ところがいざバスに乗るアプリを登録しようとしたら、我々全員、初日の私の地下鉄アプリ状態で登録できず！ そうこうしているうちにバスが到着。運転手に尋ねるも分からず。しかも我々、現金を崩す機会がなく100元紙幣しか持っておらず、これはもう、バスは諦め……と思ったところでバスの運転手さんがなんとタダで乗せてくれたのでした。
この恩はいつか必ず！と思うも、この旅では返せないまま帰国してしまったのが唯一の心残りでもあったりします。
それにしてもバス、良かったです。各主要パーク前に留まるので、横店の規模を改めて実感。
なんかとてつもなく凄いところに来た感が。
我々がドタバタしたせいで、発車時刻を遅らせてしまったにも関わらず、車内の人達がみなフレンドリーで嬉しかったです。でも色々話しかけてくれるも、上海では大活躍だったGoogle翻訳が全く役に立たず！ どうやら訛りの強い普通語は認識してくれないのであった……。
秦王宮前で降りてホテルへ。
ホテルにチェックインした後、歩き回る気力がなくホテル横の食堂へ。
とにかく我々は現金を崩さなければ！ と、初めてここで現金を使うも、端数を全部オマケしてもらって小銭が出ず！ 嬉しい誤算。
バスといい、食堂といい、人の親切が身に沁みる一日でした。
さて、いよいよ横店！ 本当ならば明清宮苑と広州街・香港街の2つ行く予定だったのですが、思いの外時間が押してしまい、明清宮苑を諦め、広州街•香港街へ。
ここでもパスポートで入場。2日間で3つ回れるというチケットを日本にいる時、トリップ.comで購入済み。なんと女性は××歳（意味のない伏せ字w)からシニア値段という事で女性陣2人、リーズナブルな値段に！ 嬉しいけど複雑な乙女心。
予定より早く入園したため、本来観る予定のなかった演目も堪能。
広い劇場で行われるアクション寸劇や、通りで行われるパフォーマンスなど、次から次へとショーが。しかも演出が派手！
公演時間はほぼ事前に調べた公式HP通りでした。
閉園ギリギリまで滞在し、タクシーで帰宅。この日の夕食は疲れてホテル側の小さなスーパーで買ったインスタントで済ます。実は前日、コンビニで我が推し肖战がアンバサダーをしている開小灶の商品を発見。でも発火する危険性があるから日本に持って帰れないし、旅の最中に食べる機会がないし……で購入を諦めたばかり！ こんなんだったら買っておけば良かった！と後悔。でも中国のインスタント麺でのご飯も楽しかったです。
明日はいよいよ横店2日目。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？