
「月を掬う 徳川園 観月会」に行ってきた!
旧暦8月15日は、いわゆる中秋の名月。日本では1年を通して最も月が美しい時期であるとされ、月見を楽しむ文化は平安時代から続いています。
そんな中秋の名月頃、愛知・名古屋市にある徳川園では毎年、「月を掬う 徳川園観月会」が開催されています。
徳川園とは
徳川園は、池泉回遊式の日本庭園です。この土地と徳川との縁は古く、尾張藩二代藩主光友が、元禄8年に隠居所である大曽根屋敷に移り住んだことを起源としています。光友の没後、この地は尾張藩家老職の成瀬、石河、渡邊三家に譲られましたが、明治22年(1889年)からは尾張徳川家の邸宅となりました。その後名古屋市が譲り受けたこの地は、平成16年より日本庭園として親しまれています。
徳川園の魅力は四季折々の風景が楽しめること。カキツバタや花菖蒲、秋の紅葉など、何月に行っても豊かな庭園を楽しむことができます。

観月会の徳川園は映えスポットがたくさん!
観月会の日は午前9時30分~午後8時30分までの通し開園。日の移ろいを楽しむために、日没前の入園がおすすめです。

この日の徳川園には、普段と一味違う趣向がたくさん。キッチンカーの出店やクラシックの音楽会があるほか、中央の龍仙湖には、月見飾りを載せた和船が浮かんでいます。

夜間ライトアップでいつもとは違うひと時を
日没を迎える18時ごろから、徳川園は少しずつ闇に包まれていきます。園内はライトアップされ、日没前とはまた違った深みを増していきます。
中央の和船も照らし出され、奥の建物(観仙楼)の灯りとベストマッチ。観仙楼はレストランやホールとして使用されているので自由に出入りすることはできませんが、和船を挟んで眺めるだけでリッチな気分にさせてくれます。



今年の開催は9/18と9/19
2023年の開催はあいにくの曇天でしたが、2024年の9/18・19はなんとか晴れ予報!アフター5のお出かけにいかがでしょうか!
今年の開催について、詳しくはこちらを参照ください