内向性について


外向性と内向性という言葉がある。
人は一定の傾向として、どっちか寄りの性質を持っているという捉え方ができるようで、主に内向性について考えてみた。

内向性、外向性とは

内向性とか外向性って、そもそもどういう意味なんだろう。

ないこう‐せいナイカウ‥【内向性・内攻コウ性】〘 名詞 〙 自己の内面に興味や関心が向けられる性格特性。引っ込み思案性質スイスの精神病理学者ユングによる人格の基本的類型一つ。⇔外向性

コトバンク 精選版 日本国語大辞典 

がいこう‐せいグヮイカウ‥【外向性】〘 名詞 〙 外の世界に対して関心を示す社交的、行動的な性格の型。⇔内向性

コトバンク 精選版 日本国語大辞典 

コトバンクさんに記載の内容を拝借しました。
ふんふん。
これ見て私が思うのは、自己の内面に先ず意識が行く傾向にあるのが内向性、外の世界に先ず意識が行く傾向にあるのが外向性であるということ。
引っ込み思案とか、行動的というのは、人によるだろうとも思うが。

どっちか極端に偏ってる人って、よっぽどいないだろうなと思う。
内向性のある人は外向性も少なからずあるのであり、外向性がある人も内向性は少なからずある。

悩める内向型人間

でもなんだかね、自分が内向性優位であるがゆえなのか、自分の書いた文章だったり発した言葉だったりなんだりを思い返し、見返すとやっぱり、「ああ、やっぱり意識が自分の気持ちとか感覚ばかりに行っている」と気づいてプチ反省することが多い。

「これ誰得やねん!」「外に向けてる文章なのに、結局自分のための文章やないかい」とツッコミを入れたくなる。
なんで、もう少し意識が外に向いた文章が書けないのだ。
正直見てる聞いてる人がどう思ってるのかなんて分からないけど、基本ネガティブになってしまう。
内向性優位な自分は、世界は外向性が優れているように思えてしまう。

内向性のいいところ

でも、それが良くないわけでもないんじゃないか、とも思う。
内向性って、自分としっかり対話できるということで、常に自分をアップデートしようという意識の現れであって、外から見た自分をすごーく意識している。なので、ただ盲目に突っ走るということがない。
そして、いざという時には外向性を持ち合わせることができる。
行動次第で、外に意識を向けることだってできる。

外と内を上手に使い分ければ、そしてうまくバランスが取れれば、内向的であってもそれなりに上手くやっていけるのではと思う。

でもどっちかというと生きづらさがあるのは内向性優位な人であるのは間違いないと思う。

内向型に平穏な居場所を。

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