愛着と拘り
息子が25番を身に付けてから、そろそろ1年。
先月、所属チームに途中入団する子がきた。
「背番号、五十音順じゃけ。オレ、番号変わるんかな? 嫌じゃなぁ。」
「え?何番でも言いってようたろ?嫌なん?」
「だって、1年25番で頑張ってきたんよー?嫌じゃん。茶島選手に新井監督よ?ええ番号じゃん!」
そうかぁ、25番に愛着がわいたんだな。
番号に愛着が出たと同時に、あるプレーに拘りだした。
サイドのポジションをすることが多い息子。
「サイドの選手は、ボール持った瞬間に対角の一番遠くが見えてないといけんで!」
と、伝えてある。
それが、頭に残ってきたのか。
縦に長めのボールを蹴り込む事が増えた。
それも適当でなく、きちんとFWに当てるようなボールを蹴ろうとしている。
「ねろうとるん? 縦パス。よう見えとるな!」
「うん、カウンターってやつじゃろ? みんなボールに集まるけぇ。そこから抜けたらチャンスじゃ!」
おお、成長したなぁ。
さぁ、進級したらU-10のリーグ戦がはじまるぞ、息子よ。
次の1年で、何に拘りだすかな?
楽しみです。