縁と円

「どんなに試合に勝てなくても、人数がギリギリでも。この13人は意味があってここにおるんじゃけん。その縁を大事に。最後までやりきろう。」

最後の選手権予選の始まる前。
最後の1ヶ月が始まる前。
練習終わりに、顧問のS先生がかけてくれた言葉です。
それから、「縁」と言う言葉が好きになり。
支えられてやって来ました。
「指導者になりたい。かたちはどうであれ、サッカーで子供と関わりたい。」
決心したのはこの言葉と、顧問のS先生、コーチをしてくれていたK先生の二人がいたから。
ワークでなく、ライフワークにと柔軟に考えられるようになったのは、もう1人の先生。M先生に出会ったから。
大学時代に夢が叶ったのも、保護者の方たちとの縁に恵まれたから。
今でも楽しくボールが蹴れてるのは、所属チームに出会えたから。
息子や娘がサッカーを始めて。そのチームに私がサッカーを始めるきっかけになった方がいるのも。
指導者時代にはその方と、監督同士として同じ立場で試合ができたのも。
ずっと、いい縁に恵まれてきたから。

先日、息子をグランドへ迎えに行った時。
偶然に、K先生に会いました。先生の息子さんの試合を見に来たそうです。
コロコロと、蹴り続けたボールが嬉しい偶然を持って来てくれたんだと思います。

そういえば、S先生。
話をする時は、私たちを必ず円の形になるように集めてたな。自分も、その中に必ず入って。

「縁」と「円」

この2つは、これからも大事にしてボールを蹴ろと思います。




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