鳩のお祭り
フランス バスク地方にあるAinhoa(アイノア)と言う小さな村で毎年、秋ちょうどジビエのシーズンが始まる頃、鳩のお祭りFETE DE LA PALOMBE(フェテ ド ラ パロンブ)があります。
ここら辺の地域ではバイヨンヌの大きなお祭りが有名ですが、周りの小さな村々でもそこの名産物のお祭りが開かれます。
私が暮らしていた頃こう言ったお祭りには積極的に仕事をサボってでも参加していました。
鳩のお祭りは一緒に働いていた同僚が教えてくれて知る事ができ
「鳩の毛むしり大会もあるよ」と聞いたので、もちろん参加する気で朝早くから壊れかけのスクーターを飛ばして乗り込みました。
当日はあいにく小雨が降っていて人もまばらでしたし、お目当ての毛むしり大会もみあたりませんでした!同僚にウソをつかれたのか雨で中止になったのかは謎のままです。
せっかくなのでウロウロ散策していると公民館?的な所で鳩のお料理を食べられるみたいなのでチケットを買って時間まで待つことにしました。
約束の時間になり準備してある長テーブルに腰を下ろすと"鳩の煮込み"が配られて来ました!
当時の私は鳩を煮込むと言う感覚が無かったので襲撃を受けたのを覚えています。
作り方というと、大きな鍋に鳩と適当な野菜(玉ねぎや人参など)を入れ赤ワインでしっかり煮込むだけです。
味は全体的にレバーの様でしっかり赤身の鉄分を感じました。初めて食べたので美味しいかまずいかなどは覚えてません。
美味しい思い出には間違いないですが、もう一度、毛むしり大会の有無も含めて参加してみたいものです。
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