#5 おじさん構文男(36歳)
こんにちは、トガです。
もしかしたら、おじさん構文というには、
判定がゆるゆるかもしれない。
そこまでおじさん構文ではないと思う、実際。
だが、その要素は少なからずあり。
それは、口語も文語もどちらにも感じた。
(喋ってる時も、メッセージのときも)
アプリ男のプロフィール
・36歳
・職業 金融系
(直接聞いたら、地銀だった)
・身長 171
・写真のルックス 短髪でさわやかな印象
・一人暮らし
メッセージの割と早い段階で
会おうとなったので、
平日の仕事終わりにご飯にいくことに。
どの男にもたいてい当てはまるのだが、
会った直後の数分間、
すごく挙動不審というか、
なんか目も泳ぎがちだし、そもそも目が合わないし、
どちらかというとツンケンした印象を感じる人が多い。
なんか感じ悪いな、
みたいな。
ニコニコ柔らかい雰囲気をエンカウント時点から纏っている人が少ない気がする。
もしかしたら、
これは男女共に共通しているのかもしれない。
だが、
余裕がなさそうだし、
冷たい印象を与えるので、
第一声こそ、
満面の笑みでニコニコすることを心がけたら、
数割増のプラス印象になると私は思う。
私は喋り方と声質が、
意識してないと、
眠そう、機嫌悪そう、感じ悪い、
と印象をいだかれがちな過去の学びがあるので、
すごく気をつけている。
気をつけてはいるが、
改善できているかは、謎である。
ということで、
なんか目が泳ぎがちで、写真よりは印象が爽やかではないなぁ、という
ファーストインプレッション。
いくお店は、
あっちがここ予約しました。
と事前にチャットをくれていたお店へ。
おそらく大衆居酒屋だが、
全座席個室で、
そこまで安っぽくはなく、
料理はどれも美味しかった。
このお店よく来るですか〜?
と聞いてみると、
どの系統のご飯もあって、
全部美味しいので、
よく使うよ〜とのこと。
ハズレがないお店を1,2個自分の中で持っておくのって
大事だよね。
さて、今回の男に対しての私の感想は、
おじさん構文だから冷める、
ということではない。
温度差を感じるから、冷めるのだ。
おじさん構文がわからない人は、
ググってほしいが、
熱量がすごいのだ、おじさんが女の子に向ける。
今回の彼でいくと、
私が最近見ているアニメは、
ハンターハンターとまどまぎ。
進撃の巨人も大好きだし、
ゴールデンカムイも漫画アニメ実写映画ぜんぶ見るほど好き、
という話になり、
こんなにアニメの話で盛り上がれる子いない、
俺はハンターハンター好きすぎて3回は見てる、
こんなにテンションが上がることはない、
アニメの話以外でも、こんなに初対面で盛り上がれるなんてそうそうない、
見た目もすごく可愛いし、
ほんとにまた会いたいし、もっとしゃべっていたい。
またご飯誘いたい、誘っちゃっていい?
いつ空いてる?ライン聞いてもいい?
などなど、
すごい熱量で、いかに私を気に入ったか
語ってくれた。
そして、彼がそれを熱く語れば語るほど、
どんどん冷え切る私がいた。
私からの感想は彼と真逆なのだ。
アニメの話なんて、誰とでも盛り上がれる、
むしろさっきからアニメの話しかしてない、
パーソナルな部分でもっと知りたくなる要素いまのところないかも、
にも関わらず、こんなにイイイイ気に入った、って言ってるなんて、薄。
次に会った時も、またアニメの話しそう。
アニメ同好会のメンバーじゃないんだからよ。
相手が私のここが気に入った、
という部分が
私の中でしっくりきてないとき、
どんなに褒めてくれても、
刺さらないし響かないんだなぁ。
と学んだ。
私は、
賢くておもしれー女、
って言われるのが何よりも嬉しい。
かわいい、って言われることは、
当たり前の前提だ。
かわいい、だけじゃ、そうですか。
って感じ。
それなりの容姿の努力はしてるわけで。
可愛い女なんか世の中に五万といるわけで。
なので、
この人私のことちゃんとみてくれてる!
私の刺さる部分を的確にほめてくれてる!
ということは、
この人も賢いしおもしれー男なんだ!
と思い、
キュンとする。
これって、みんなは違うのかな?
そして、その後の彼からのラインも、
軽度のおじさん構文すぎて、
2週間後にまたご飯を食べる約束を取り付けてたが、
初回デートの数日後に、
約束してたのに、ごめんなさい、
という旨伝えて、
彼の返事も待たずにブロックした。
なかなかうまくいかないな。
ではまたね。
トガ(毒牙:독아) より。