#3 通勤片道2.5時間クリームソーダ男🍃(後編)

このタイトルの伏線回である。


こんにちは。トガです。


さて、今回は、『ありのままの自分をどのタイミングから曝け出すか』
という本質を
考えさせる回になった。


私の信念的には、
いつだってありのままの自分。
ありのままの自分で勝負したいし、
ありのままの自分を愛してくれ!
と思っている。

がしかし、
掘り下げていくと、
私も十二分に、どうやら、自分をよく見せようと
行動してしまっているようだ。

かつ、相手にそれを求めてしまっている、
ことも自覚する回となった。


『初対面なんだから、
まだお互いのこと全然知らないフェーズなんだから、
もう少しそこは、
いいカッコしてくれよ〜』

と思ったのだ。


なぜならば、
彼の行きつけのカフェで
私はカフェオレ、
彼はクリームソーダを頼み、
(かなり大きく、パフェ容器並のサイズ感)


大きなクリームソーダの上にのっている
アイスをパフェ用の小さなスプーンで掬い、
ちびちびぺろぺろ食べるのだ。


どうにもその姿が、厳しかった。
30代男性が初対面でやって、許容できる姿ではななった。
私にとっては。


端的に言うと、ドン引きしてしまった。


初回デートで、30代男性は、クリームソーダを頼んじゃいけないのか!?
外でアイスをちびちび食べるのの何が悪いんだ!?

と思うかもしれない。


私もそれを目の当たりにするまでは、
特に考えたことなかったし、
スイーツ店でひとりでイートインできない、と言う男性に対して、
自意識過剰だなぁ
誰も気にしてないよ〜そんなの
食べたいなら、店にはいればいいのに
何も気にすることなく〜

と思っていた、そんな私なのに。

ありのまま、を受け入れることと
それなりに我を引っ込めて"無難な自分"を演出することと、
どちらが正解なんだろうか。
と考えるようになった。

前編にかいた、通勤片道2.5時間のくだりがある前に、クリームソーダは運ばれてきた。
クリームソーダで試されていたのだ。


ありのままを愛すことができる女かどうか、
きっと試されていた。

アイスをちびちび食べる男全般、私はNGなのか、
気の知れたある程度の信頼関係がある男でも、
それが私にとってのNG行動なのか、

ちょっと知人男性で実験してみようと思う。


では今回はこれにて!
毒牙(독아:トガ)より。

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