#ショートショート
白い靴の記憶 #白い靴 #記憶冷凍 #二億斉藤 #毎週ショートショートnote #ショートショート #シロクマ文芸部 #春弦サビ小説
白い靴の映像が流れる。かすかに聞こえる歌。『ありがとう春、ありがとう春、ギターに乗せて、歌う春……』
1分16秒の映像。高額で購入した冷凍記憶。この画像がなぜ高額なのかは一部のものにしかわからない。
「で、わかったのか?二億斉藤君は?」
大きな椅子に座ったまま、低い声で上質なスーツの男は尋ねる。
「ああ、特定できた」
今まで聞いて聞いた二億の声と紐付けされた記憶を思い出す斉藤。
今回の対象者
コラボに沼る 【春弦サビ小説】 #記憶冷凍 #二億斉藤 #毎週ショートショートnote #ショートショート AI
二億斉藤の異名を持つ僕こそが
SaiTooだ。
一億人の瞳を奪う僕のギター演奏。
その代表作『桜NOTE』が発売された。
歌詞に魅力された人々によって
小説化、舞台化、映画化と広がっていく。
最近noteという集まりで
僕の歌詞をサビ小説にしている
やつがいると騒がれていた。
毎週ショートショートnoteの
タグを開くと沢山の作品。
その中のサビ小説を探し出しページを開く。
『僕の上着を
雪国育ちのマイちゃん #お題【レトルト三角関係】・魅力的な主人公を登場させる #毎週ショートショートnote #ショートショート
「「どちらかに決めてくれないか?」」
カヲルとシンジに愛の告白をされた。
東京の小さなアパートの一室で
告白を受けたマイは戸惑っていた。
確かにマイは
どちらとも関係を持っていた。
カヲルは褐色の肌で、さわやかな
一面もあるが情熱的で
一緒にいて刺激的な体験が出来る。
ただ、彼には他にも付き合ってる人が
いるのを知っていた。
シンジは対象的で温和な性格で、
私を包み込んでくれる
心休まる存