保活準備 - 16園周った保活ママがやったこと
こんにちは。東京港区子育てママ2年生です。
前回までのお話で、【令和6年度4月入園の認可保育園】を狙うことを決めた、わたしと子。今回は、本格的な保活をスタートする前の準備段階について綴ろうと思います。
⚪︎申請・合格発表のスケジュール確認
まず初めに、「どのくらい保活をするのか」というスケジュールを知りたく、申請期間を調べてみました。
しかし、準備を始めた7月頃には、残念なことにまだ発表されていませんでした。新年度の保育資料の配布は、10月頃〜順次行われるそうで、その資料内で正確な期間が提示されるそう。
4月入園の場合、例年、前年11月頃〜入園の申し込みを行っていたので、かなりギリギリなタイミングで具体的な日程が出るようです。
令和6年度版のスケジュールは、2023年10月上旬に港区ホームページ内「保育園入園のごあんない」で発表されていました。
※冊子の完成と配布は、2023年10月末〜とのこと。
〈令和6年度版4月入園一次申し込み〉
申請期間:2023年11月1日〜12月4日
※電子申請の場合、11月22日必着。
合格発表:2024年1月30日
なので、正確な期間の発表を待っていたら、かなりタイトなスケジュールで保活しなくてはなりません。保活のスタートは、前年までのスケジュールから期間を予測して動くのがベターだと思います。
また、一次で落ちてしまった場合、二次申し込みが設定されていました。
〈令和6年度版4月入園二次申し込み〉
申請期間:2024年1月30日〜2月9日
※電子申請の場合、1月18日〜受付。
合格発表:2024年3月1日
どちらの場合も、合格発表までの期間が長く、二次で合格の場合は、入園までギリギリのスケジュールです。
補足ですが、入園の合否は、各園が決めるものではなく、各家庭の保育の必要性を点数づけし、港区が振り分けるとのこと。なので、保育園見学やイベントにたくさん参加したから入園できるなど、優遇措置は設けられていません。
わたしと子は、2023年7月上旬スタート→12月4日の一次申込申請までまずは活動することになりますので、約4ヶ月保活に取り組んでいきます。
⚪︎保活エリアを決定
次に、保育園をある程度の数に絞るため「エリア決定」をしました。港区には、「芝・麻布・赤坂・高輪・芝浦港南」と大きく5つのエリアに分かれて 、100以上にも及ぶ認可保育園があります。
すべて周り切るのはかなり困難。また、入園後の送迎を考えると、自宅やオフィスからの距離を計算しないとなりません。
(この後綴る保育園見学レポート内でも触れようと思いますが、現役保育士さんからも「自宅近く」であることは比重を高くするようアドバイスをいただきました。)
わたしたちは、自宅とオフィスとの距離を考え「芝・麻布・芝浦港南」エリアに絞りました。
※ただし、このエリア絞りはかなり広かったと思います。自宅から徒歩30分以上の園もあり、日々の通園を考えると難しい保育園も候補にあげてしまったと反省。まずは自宅周辺に絞り→必要あればエリアを広げるのがベターだと思います。
⚪︎保活の方法
では具体的に”保活”とは、一体どんな活動をするのでしょう?
わたしたちは、インターネット上の情報を探りながら、「まずは実践!」と、手当たり次第試してみました。
1)インターネットで調べる
→区のホームページや資料だけでなく、インターネットでもう少し踏み込んだ情報を得ることが出来ました。
特に、私立の認可保育園は、園独自のホームページを設けていることが多く(グループ・系列園のホームページが中心ですが、中には、日々の活動やイベント報告をする園オリジナルのブログを更新しているところもありました。)教育理念やおおまかな年間スケジュール、園の空絵、保育時間などの詳細などは、自宅でも簡単に情報収集出来ました。
※保育園見学で、保育時間や年間スケジュールを質問される保護者さまも見かけましたが、時間が限られた中での貴重な質問タイムなので、こういった事務的な情報は、事前に調べることをお勧めします。
2)保育園見学
→保育園見学は、実際に園に足を運ぶことができ、園長さんや現役の保育士さんとコミュニケーションが取れる”実践型”の保活。
ぐるっと園全体を案内してくれることがほとんど
なので、園の設備などを見ることができます。中には、該当年のクラスに入って、数分程度ですが体験入園できるところもあり、雰囲気を感じ取ることができました。
※この後の保育園見学レポートでも綴りますが、「第一印象」を大切に…と園選びのアドバイスをくださった保育士さんもいますので、直感で感じたことなどはメモして忘れないようにした方が良いと思います。
3)保育園体験イベント
→港区の「保育園であそぼう」を始め、実際にクラスに混じって、保育体験できるイベントを行っている園もありました。
園によって、体験者のみで楽しむ企画、数時間クラスに入れる体験型イベント、離乳食試食など、さまざまな企画が用意されています。
保育園のホームページや港区内ホームページに記載されている情報はもちろん、わたしたちは関心のある園には電話で問い合わせて参加していました。
4)オンライン説明会
→新設の保育園など、園見学が難しい場合は、zoomなどのツールを使ったオンライン説明会を設けていました。
※新設保育園は、港区のホームページで一覧で掲載されていました。
他にも、クチコミサイトのチェックや、子育て広場でのママ友情報など、細かなものも入れると多岐にわたって、保活を経験したと思います。
わたしたちが体験したのは、合計16園。複数周って良かったと思うのは、
自分たちが保育園に求めるモノがわかったこと。
第一印象が良かった園、イベントにリピート参加した園には、共通項があり、保育園に求める像を明確にすることができました。
しかし、自宅で手軽にできる保活もあるので、「申請締め切りまで時間がない」「とにかく数ヶ月以内に入園させたい」と、リミットがある親子や、なんとなく重い腰が上がらず保活を渋っている親子は、自宅でできる保活(特にインターネットの情報など)で、ふるいにかけることをお勧めします。