カラスという鳥
1.からす(カラス)が
らんかん(欄干)に
すっと(スッと)立つのは
とおくに(遠くに)見える
ふきつ(不吉)を睨み
きたるべき(来たるべき)幸せに
つきしたがって(付き従って)守るためで
2.からす(カラス)は
らいと(ライト)背に
すがた(姿)表し
にんげん(人間)真似て
なみだ(涙)を流す
みな(皆)が持つ悲しみを
だれも(誰も)知らぬ間(ま)肩代わりし
3.からす(カラス)も
らいせ(来世)行(ゆ)き
すんだ(澄んだ)世界へ
のこした(遺した)ものは
むくろ(骸)それだけ
くろばね(黒羽)も土に消え
ろくぼうせい(六芒星)の星に変わる
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