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依代伝記

1.よりしろ(依代)となり
   りがい(理外)の神に
   しろい(白い)この身体託すわ
   ろうそく(蝋燭)が
   とけきる(溶け切る)前に
   ながした(流した)涙は
   りがい(理外)の神のものか

2.からだ(身体)手にして
   らくじつ(落日)の世に
   だんざい(断罪)と救い授ける
   てんじん(天神)が
   にんげん(人間)に向け
   しめした(示した)未来は
   てん(天)より贈る教え

3.あなたへ返す
   なすべき(成すべき)ことを
   たっせい(達成)したから身体を
   へや(部屋)の中
   かがりび(篝火)灯り
   えがお(笑顔)の少女が
   すがたみ(姿見)越しに映る

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