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業務課題×デジタル×解決法の考察
あるいはこんばんは!(何かを省略)
ドラッグストア系でバイヤーをしている佐藤です。
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企画 業務課題を探してみた
職場の人に業務課題に対するデジタルな解決法がないか聞いてみました。
棚割の問題
真っ先に出てきたのが棚割りでした。(40代同社バイヤー)
小売業では主に半年毎に1.2週間かけて棚割りを作成します。
棚割りとは簡単に言うと何の商品をどのように陳列を変更するか決める作業です。ザックリ春夏と秋冬で商品動向が変わります。新商品を売り込みたいメーカーとの商談で原価等の取引条件も変わります。
ゴールデンラインと呼ばれる手に取りやすい高さの位置取る場合や、遠くからでも目立ち販売促進のための演出もしやすい最上段だと条件が良くなります。
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主に三つ巴になります。
よく売れている商品を補充優先的に並べるか、
メーカーが売りたい商品を目立たせて並べるか、
自社が売りたい商品を手に取りやすい位置に並べるか
バイヤーとしては悩み続ける課題です。
対策案【自動棚割り】
先輩から「なんかこう条件とか入れたらバァーンと最適化されたものがでてくるやつ」という企画要望を受けました。
まぁ無理だなという絶望感と、自分のデジタルスキルの選択肢が増えればできることも増えますので、今はできなくても要件定義っぽい事を一応まじめに考えてみます。
・今ある商品のリスト化・今ない商品のリスト化
・既存品の販売数量と単価と利益率の実績
・新商品の見込数量と値付と条件面の推定
・在庫数としてのリードタイム・欠品率
・売れた場合のブルウィップ効果の是正
ここらへんの要素をABC分析やら相乗積を考えて、
期待する数値を最大値になるような棚割りが出てくれば良いのかなと自分にできることを増やしながら方向修正を考え続けていきます。
絶望の中に光が見えたら、きっと嬉しいと思うんですよね。
だから諦めず頑張りたいと思います。
(精神論とDXのリミックス!)
チラシ校正の問題
小売業では良くチラシを出します。
値段を安くしてお店に誘導する行為です。
値段や商品画像と商品名が違うなどの人的ミスがあるので、間違えた方法で広告しないよう何回もチェックします。
これがチラシ校正です。
それでもチラシの種類と品数が多いので稀に間違いが間違いのまま掲載されてしまうことがあります。四六時中ほぼすべてのバイヤーが気が休まらない案件です。
(40代同社バイヤー、他複数名から)
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逆に高いじゃないかっ
対策案【自動校正】
NG例となる条件を設けて、画像機械学習でNGを検索するような半自動校正を考えてみます。NG例としては、
A)商品名と商品画像の不一致
B)定価とチラシ価格の有意差があるか判定
C)非取扱い店舗で除外免責事項の非表示
D)予定販売数量と現在在庫の不一致
・・・Cあたりが設計がシンプルになりそうです。AI画像学習で単体実装が短い工程で作れるかなと。失敗の数だけ学びがあると思えば、B.Dも挑戦できそうです。Aは人間の目で似ているので間違うという現象なので、機械学習でも間違えを見抜けないのかなと設計を毎晩検討中です。
試験勉強の問題
公務員や会社員には昇給昇格試験に筆記試験というものがありることがありまして、自社にもあります。ほぼ強制的に受けることになるのですが、合格率1割と難関かつ、なかなか出題範囲が広くて大変です。この対策を効率化できないかなとか考えています。(30代同社バイヤー、他複数名)
【学習DX】 スマホやLINEで学習はどう?
試験勉強って読書と過去問練習がメインとなりますが、最近ではYouTubeで勉強するのも流行ってますよね。これは動画だからというよりもスマホでもできるからだと個人的に思っています。
自分の最近の例ですと、5年前にITパスポート試験を受けようとして本を買ったのですが読まずに寝かせていました。積読というやつですね。IT関係の試験て流行り廃りがあるもので5年前の教科書だと古くて現状にそぐわないものは出題されないので役に立ちません。
で自分は結局はYouTubeでITパスポートの動画を見て、読書はせずに合格できました。
なので本で勉強も良いですが、YouTubeやスマホでも良い
というのが直近での考えです。
要件定義と工程的に考えると
1.勉強用資料がPDF・Word・Excelで分散しているので、
スプレッドシートに整理するか、画像でゴリ押す。
2.LINE Botにすることでスマホで出来るようにする。
3.LINE Botの追加機能で選択問題やUIを向上する。
4.受験者に見てもらってFBもらう
5.自己満足する。3に戻る。
これを繰り返して協力者の勉強効率を上げつつ自分のデジタルスキルのアップを両輪的にアップデートしていきたい。
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読めないw