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【第38位 スーパーマリオ ヨッシーアイランド】やり抜く力が身に付いた!?

こんにちは。ハルリです。
今回は、第38位「スーパーマリオ ヨッシーアイランド」を紹介します。

1995年8月にスーパーファミコンで発売された、マリオシリーズでおなじみヨッシーが主役のアクションゲーム。

ほのぼのした雰囲気とは裏腹に、やりごたえ抜群のこちらのゲームの思い出をお話していきます。

ぜひ、最後までお付き合いください。


世界観が好き

このゲームの特筆すべきところは、温かみのある手書き風のグラフィックで描かれた世界観です。

すでにPlaystationが発売され、グラフィックもよりリアルさが求められていく中、ホッとする安心感が感じられるこのゲームの雰囲気は、可愛いくもあり優しくもあり、それでいて新しく、とても鮮明に印象に残っています。

ステージは全部で6ワールド×8ステージ=48ステージ。
それぞれのステージをクリアするごとに100点満点で得点が表示され、すべてのステージで100点を獲得すると、ボーナスステージとスペシャルステージがプレイできる仕組みです。

各ステージの目的は、赤ちゃんマリオ(以下、赤ちゃん)を背負ったヨッシーを操作し、敵に連れ去られることなく、無事に次のヨッシーに赤ちゃんを届けること。

ヨッシーに敵が触れてもミスにはならないのですが、その代わり、背中に乗せていた赤ちゃんがシャボン玉に包まれた状態で、ヨッシーから離れてしまいます。

赤ちゃんが離れている間はカウントダウンが開始され、このカウントが0になると敵が現れて赤ちゃんを連れ去ろうとします。

赤ちゃんを画面外まで連れ去られるとミスとなり、ヨッシーが赤ちゃんに直接触れるか、舌でキャッチすると再び背中に乗せ直して復帰できるというシステムです。

ワールドごとにはボスが登場し、それぞれ弱点を見つけて攻撃することが求められます。任天堂お得意の、相手の弱点を見つけた時の爽快感はたまりません。そして、このボスたちもかわいいんです(笑)

没頭

ヨッシーアイランドにはマリオシリーズのようなワールドをスキップできるワープゾーンや隠しゴールのようなものはありません。ひたすら目の前のステージと向き合います。

そしてこのゲームの大きな特徴の一つが、ステージに「時間」の概念がないということです。

マリオシリーズをやった事がある方なら分かると思いますが、残り時間が少なくなるとBGMのテンポが速くなり、焦りに焦りまくってミスをしてしまったという経験があると思います。

ヨッシーアイランドにはそのようなタイムの概念がないんです。
やった事ない方からすると、タイムがないなんてヌルいゲームと思われるかもしれませんが、決してそうではありません。

クリアするだけなら、比較的、難しくはないのかもしれません。しかしこのゲームの最大の醍醐味は全ステージ100点満点を目指したくなるところにあります。

半世紀生きてきた現在では、ストレスなくエンディングを目指すことが一番であり、やりこみをする元気もそうそうありません(苦笑)

若かったということもあるかもしれませんが、このヨッシーアイランドは違っていました。ゲームを進めるうちに、いつのまにか全ステージ100点を目指していたのです。

100点の内訳は、スターのおまもり1点×30=30点、赤コイン1枚1点×20=20点、スペシャルフラワー1個10点×5=50点。
ステージゴールした時、これらの獲得数で得点が決まります。

すべての赤コインなど、そう簡単に見つかりません。え?こんなところにあるの?なんてことも日常茶飯事です。
しかし、そこでこのゲームの特徴である、タイムがないという概念が、やりこみ意欲を掻き立てるんです。

タイムがないので、必然的に時間を気にすることはなく、じっくりと必要なアイテムを探します。このじっくり探している没入感が楽しいんです。
そして、じっくり探しても見つからず、そろそろ諦めようかと思った矢先、赤コインが見つかります(笑)
このあたりのバランスはさすが任天堂です。

アイテムをじっくり探す「没入感」
隠しアイテムが見つかった時の「満足感」
ヨッシーの数々のアクションを駆使し、スターを守り切った時の「爽快感」
そして100点満点を獲得した時の「達成感」

ワールド間のワープもなく、目の前のステージと真剣に対峙するうちに、いつのまにやら100点満点を目指している自分がいました。

やり抜く力

現代社会を生き抜くために、様々な力が求められていると言われています。

  • 継続する力

  • デジタルリテラシー

  • コミュニケーションスキル

  • 問題解決能力

  • 分析力

  • 創造力

現代を生き抜くって大変ですね(苦笑)
そして、もう一つ重要な力があります。それが「やり抜く力」。
生まれつきの才能や能力よりも成果を出すために必要な力と言われています。

遡ること約30年前、私はやり抜きました!
ヨッシーアイランド全コース100点満点!!

たかがゲーム?仰る通りです。
ゲーム一つクリアしたところで、現代の「やり抜く力」とは何も関係がないですよね。

しかし、現実社会で困難に直面した時、たま~に頭に浮かぶんです。

「ヨッシーアイランド全ステージ100点満点できるぐらいなら、この困難な場面も乗り切れるはず!」

相変わらずアホで単純な思考回路ですが(苦笑)、案外、気の持ちようでなんとかなることも、世の中多い気がします。

とことんやりこみ、やり抜いた「ヨッシーアイランド」
スーファミ時代に欠かせない、私の思い出の一本です。

(追記)
2023年9月現在、Nintendo Switch オンラインで「ヨッシーアイランド」が遊べます。当時遊んだことのある方、久々にいかがでしょうか。

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