私の競馬歴
私の競馬歴はプロフィール欄には28年と書いてあります。
競馬を観始めたのは28年前。当時、中学3年生でした。
世の中はスーパーファミコン版の「ダビスタブーム」
中学生時代は私も夢中になって遊んでおりました。
ダビスタの前に「サラブレッドブリーダー2」というゲームで実在する血統の馬名知識だけは蓄えておりましたので、子供ながらすんなり血統については理解しておりました。
(今、思い返してみると、馬券における血統予想や、「ウマ娘」に登場する名馬達への理解はサラブレッドブリーダーの血統知識の方がプラスになってるかもしれません)
〜ダビスタ→リアル競馬へ〜
中学2年生の2月のある日、フラッと書店に立ち寄りました。
1冊の競馬雑誌が目に留まります。
「月刊優駿」でした。
1頭の馬の顔写真が表紙を飾っておりました。
その馬はヒシアマゾンでした。
当時のヒシアマゾンは前年(1995年)のジャパンカップでランドの2着に入り、最強牝馬でした。
リアルな競馬知識を吸収しようと、その1冊の月刊優駿を隅から隅まで読み漁りました。
前年の朝日杯2歳ステークスではバブルガムフェローが、阪神2歳牝馬ステークスではビワハイジが勝った記事も載っており、クラシック戦線への期待にワクワクしながら読んでおりました。
(この時に、ビワハイジや、ビワハイジに敗れたエアグルーヴとロゼカラーの存在を強く認識したお陰で、後々の産駒達に対する思い入れが強くなりました。)
月刊優駿を読み漁った2月を経て、3月。
中学2年生ながら、すっかり土日は競馬中継を観る生活をしておりましたが、ある時、衝撃のレースを競馬中継で目撃します。
阪神大賞典です。
ナリタブライアンvsマヤノトップガンのマッチレース!
この映像をワクワクしながらリアルタイムで観られたことは幸運でした。
中学3年の4月を迎え、また一つ転機が訪れます。
学校のクラス替えによって、自分と同レベルの競馬知識を持つ友人が現れました。
その友人は、競馬好きの従兄弟に頼んで馬券を購入しており、自分も馬券に興味を持ちました。
(当時は父に頼んで大きいレースのみ馬券を購入してもらうも、全く当たった記憶がありません笑)
その友人とは登下校の間、ずっと競馬の話題。
今週のG1レースの展望だとか、時には「馬名しりとり」などをしておりました。
修学旅行では東京競馬場に行き、博物館が楽しかった思い出があります。
〜競馬から乗馬へ〜
高校生になり、ここでも転機が訪れます。
高校は馬術部のある高校へ進学し、馬術を経験しました。
部活動は1年で挫折しましたが、馬術の基本知識を身につけられたのは大きいと思っております。
部活動を辞めた後も、馬券は買わずともリアル競馬は熱心に観ておりましたが、この当時に1頭、お気に入りの馬が居ました。
サイレンススズカです。
弥生賞8着の当時もリアルタイムで映像は観ておりましたが、古馬になってからのレースぶりに毎回衝撃を受けておりました。
金鯱賞、宝塚記念、エルトンドルパサーとグラスワンダーを破った毎日王冠…
で、最期のレースとなった天皇賞・秋を迎えます。
前半1000m通過が57秒台。
「速い😃」と思いながらワクワクして観てましたが、
3〜4コーナーでみるみる後続が追いついてきます。
「武豊、これはちょっと息を入れすぎなんじゃ…?」
(状況が理解しておりませんでした)
最後の直戦に入り、サイレンススズカが故障したことを理解しました。
その後、レースで誰が先頭でゴールしたのか全く覚えていませんでした…。
そして、サイレンススズカが安楽死になったことがショックで、あれだけ毎週楽しみにしていた競馬を全く観なくなりました。
サイレンススズカのショックで競馬から何年も離れていたので、テイエムオペラオーの古馬での活躍や、エアシャカールの準三冠、また、サイレンススズカ以来の名馬になったかもしれないアグネスタキオンのレースを全く知らないで過ごしておりましたが、
ある時、1頭の牝馬の存在を認識します。
それはローズバドでした。
中学生当時に月刊優駿でビワハイジの記事を読み、ビワハイジに敗れた馬の中で、シャーリーハイツ産駒の持込み馬として気になっていた(単純に外国産馬などがカッコいい!って思っていた時期)ロゼカラーの子供が、強烈な末脚を武器にG1レースで2着を続けていたことを知りました。
昔見ていた馬が母馬になって、その子供が走る…
ゲームの世界では当たり前にやっていたことをリアル競馬で実感しました。
その後は、知識欲によって競馬知識を次々に身につけ、20歳になって熱心に馬券を買うようになりました。
(「競馬歴28年」→空白期間があるから、実際は25年ですね)
それから、馬券は下手ながら毎週欠かさず観る生活。
その後、ここ数年では的中率33%前後を維持して儲かったり儲からなかったり…
馬券のスタンスについても改めて別の記事で書きたいと思います。