同時期に連載を始めた鴻野くんの紹介です。「その男、バーテンダーなり」
サヴォイを超えろ
徳島新聞デジタル版の鴻野くんの連載は、こんな書き出しです。徳島のカクテルブックを作っちゃおうよ、という意欲的な試みです。サヴォイカクテルブックって、有名なカクテルの書籍がありますよね。あれを超えますよ、という意気込みです。
実はボクと同級生。技術は折り紙付き。アジアチャンピオンを獲得したこともあります。バーテンダー協会の四国の役員を務めるなど、面倒見のよさでも知られます。彼の連載も読んでみてよ、というのが今回のお願いです。正直に言わせてもらいますと、一生懸命書いてもさ、なかなか読まれない同士、宣伝し合ってお客さんを増やしましょうや、という今回はかなり営業チックな試みであります。
マティーニとは
冒頭、ご紹介したように、連載はマティーニから始まります。
「007」シリーズでは、主人公ジェームズ・ボンドのマティーニはちょっと変わっているそうです。ベースを一般的なジンからウオッカに変えて、さらにシェイク。ボンド・マティーニと呼ばれるそうです。知らんかったわ。「風と共に去りぬ」の名優クラーク・ゲーブルも好んだそうですよ。まさに「カクテルの王様」ですね。
ハードボイルドだねえ
客から「マルティネス(地名)への旅立ちのために、元気になる一杯を」と所望されたジェリーが、「ならば」と作ってみせたのがこのカクテルだった、との説もあるそうですよ。真偽は不明ですが、ハードボイルドですね。客は暗殺者だったりして。日本では幕末の血で血を洗うチャンバラ合戦の時期ですよ。
連載では、鴻野くんオリジナルのレシピも紹介しています。オリジナルレシピは売り物です。隠したいものでしょうが、プロですね。レシピは教えますが、分量通り作ったところで、プロの味にはなかなか近づかない。そんな自信があるんでしょうな。
こちらもごひいきに、よろしく、と愚僧チョークー、お願いしますぺこり、という訳なのであります。合掌。
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