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総合内科専門医試験 コラム(試験後の手応え)

先生方、日々の勉強本当にお疲れ様です。

前回、総合内科専門医試験におけるストレス(過剰な精神的負荷)について書かせていただきました。

この試験、「とにかくヤバい、勉強のストレスも半端ない」というのが勉強されている先生にほぼ共通する意見だと思います。本当にとんでもない試験で、試験直前まで受かる自信のなかった私ですが、その後のお話を少しさせていただきます。今回は個人的な内容が多くなり申し訳ありません。

以前、「【有料版】総合内科専門医試験を余裕合格に導いた最強メソッド」を書かせていただきました。すでに多くの先生にご購読いただいており、ここで厚く御礼を申し上げます(この方法を最後まで使い倒していただければ、必ずや合格していただけると確信しております)。

今回は、こちらをご覧いただいた先生には特に伝わる内容かと思います。

こちらの記事で私の得点率も少し書かせていただきました。結果的には無知の状態から始めて、高得点で合格できたわけですが、試験直前まで自信がなかったことは事実です。試験前から試験後の流れで感触の変化を書かせていただきたいと思います。

①試験直前
受かる自信はありませんでした。紹介させていただいた方法を使って、「自分なりにやれることはやった」という思いはありました。ただ、いくらやってもこの試験に受かる自信なんてものはつかないです。どれだけやっても終わりなどありません。最後の最後まで不安のまま、必死でもがき続けて、試験当日を迎えました。

②試験直後
受かっただろうという実感がありました。

この試験前と試験後の感覚の乖離こそが、自分の勉強のやり方が正しかったのだと自負することができた点です。ご購読いただいた先生方にはお分かりだと思います。「自分がこれまで重視してやってきたことがしっかり試験に通用したという手応え」です。そして、採点結果を見て、余裕で合格でした。

私は、高得点で合格できたことを自慢をする気はまったくありません。受かれば何点でもいいです。6割ギリギリでも合格です。結果的に何点で合格したかということは受かってしまえばどうでもいいことですし、なんの意味もありません。

ただ、勉強方法がとにかく大事だと痛感しました。
やっている過去問や問題集はみんなと同じです。特殊なことはしていない。だからこそ、試験前には自信はなかったのですが、実際に試験はかなり解けました。試験後には、答え合わせをする前から、余裕で合格だと感触的にわかりました。なんの知識もなかった自分がまさかこの総合内科専門医試験でこれだけの得点が取れるとは思っていませんでした。

有料版で例にも挙げさせていただきましたが、ほとんど全ての問題は、「みんな必ず一通りは見たことがあるもの」です。未知の問題は少ないです。誰も知らない知識を問う問題は合否を分けるものではなく、これまでやってきたことを確実に正解させることができるかが勝負です。

総合内科専門医試験の難易度はとても高いです。
「どこかで見た」程度では解けません。
「ある程度知っている」「詰めきれていない状態」でも解けません。
「しっかり理解し、覚えて、自分のものにしている」、ここに到達していなければ正解できません。

1問1問が勝負の連続です。1点とれるか0点になるかのせめぎ合い。この積み重ねで合否が決まります。
せっかく勉強した疾患でも、落としてしまえば、その疾患についてはもうそれで終わりです。極論ですが、ざっと見た程度の知識では全ての問題で正解できない可能性もあります。知識を自分のものにしておかないといけません。

今回かなりシビアなことも申しましたが、1点取るのが大変だということをわかっていただきたかったです。詰めが甘いと1点取れません。

有料版をご覧いただいた先生方はこの方法がどれだけ大切かお分かりいただけるのではないでしょうか。試験前に自信がなくても、実際に試験を受けてみて「これは受かった」と確信できました。勉強方法が本当に大事です。是非使い倒してください。

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