iPhone11 圏外病 【解決済】
2020年の4月に機種変更し、iPhone11になって早3年。
2022年7月にauにて大規模な通信障害が発生してからなんだかiPhoneの調子がおかしい。
例としては
・PayPayを起動させてバーコードを表示させるまでに時間がかかる。(場合によってはずっと読み込み画面のままや、リトライ画面になる)
・電車や新幹線で電波が悪いのは承知だが、ほぼほぼ電波が悪くSNSの投稿が見れない。更新されない。(屋外にいても同様)
・地図アプリはモザイク状
上記の状態で約半年を過ごしていた。(通信制限はかかってない)
様子がおかしいと思いつつも使えないこともないので、少しイライラしながらもそのまま過ごしていた。
しかし県をまたぐ引越しの最中、突然圏外病が発生するようになったのだ。
上記の状態から、さらに
・ほぼ常に圏外(機内モードオンオフをして復帰してもすぐ圏外)
・着信、発信ができない(wifiはあるのでLINE通話はできる)
・地図アプリが真っ白のまま
中でも1番困ったのは着信、発信ができないことだった。
引越したばかりで、電話を受けなくてはならないことも多いのに着信しない。履歴にも残らない。
常に圏外から、良くてアンテナ2本の2週間を過ごしストレスはピークに達していた。
外に買い物に出たときに運良く着信し、折り返しますと言われると必死で「このままでお願いします!」と言って焦らなければならない。
電波が立っているように見えても全く発信ができない時もあった。(111:接続案内、117:時報に何度も電話し電波を確認していた)
このような状況でありえる可能性は私が調べた限りだと
・一時的なスマホの不調(再起動、機内モードオンオフ、データ通信のオン)で解決するもの
・simカードの故障(水没などでおこるらしい)
・キャリアの通信障害
・スマホの故障
・住んでいる場所の電波が悪い
こんな感じだ。
キャリアの通信障害は前述の通りだったので、少し関係があると考えていたが、そうなるとキャリア側で発表が出てるはずなので違うかも。と思い直した。
次に私はsimカードの故障を疑った。
私は思い腰を上げ、auショップへと向かった。なにか事態が好転しろという思いで予約したのだがショップに入るや否や、「お客様はpovo、UQモバイルを契約でしょうか?」と尋ねられ「そうです」と答えると、povoは有人でのサービス利用が出来ませんと言われた。
滞在時間1分で泣く泣く帰ることになってしまった。
次に疑ったのは「・住んでいる場所の電波が悪い」。
住居が鉄筋だと電波が悪くなることがあるらしい。
状況も私と類似していた為にこれだ!と思い、電波案内サポートに問い合わせ今か今かと返事を待つ。
フェムトセルという電波を受信しやすくなる機械があるらしいのでそれを貸し出してもらえばこの状況を打破できる…!
しかし、この考えは甘かった。
帰ってきた返事は「povoはフェムトセルの貸し出し対象外。地域の電波を確認するから数週間待ってて」だった。
povoをこんなに恨んだことはない。完全な八方塞がりだ。
数週間待つと返事が来た。
「お住まいの地域は電波が悪いことが確認されたので、基地局に掛け合い調整したが、改善には至らなかった。ごめん(意訳)」
私は怒りに身を任せてpovoを解約した。
有人のサービスを受けられるauのプランに乗り換え、再びauショップを訪れた。
simの故障かもしれないと相談し、店員さんに交換してもらった。(無料だった。場合によれば2000円位かかる事もあるらしい)
入れ替えて貰うと読み込まず、ここで初めてiPhoneの故障かも知れないと店員さんに言われた。
再起動すると読み込んだが、以前と通信状態は全く変わらなかった。
「Appleに問い合わせした方がいいかもしれません」
この時の私は完全にsimカードの故障か、住居の電波の問題だと思い込んでいたのでAppleストアに行くことをかなり渋っていた。(予約とかも面倒だった)
別の日に友人に会うことになり、待ち合わせするも迷子に。
連絡を取りあっていたが電波が悪くなかなか場所が伝えられない。
やっと合流し、友人にスマホの状態を伝えると「それはおかしいと思うから早くAppleに行った方がいいよ。会社の電話取れなかったらどうするの?」
たしかに。と思った私はその言葉に後押しされ、圏外の中懸命にAppleストアの予約をした。
Appleストアにたどり着き、スマホの症状を話す。30分ほど待つとアドバイザーに呼ばれた。(Appleにwifiがあって助かった)
アドバイザーに丁寧に症状を聞いてもらった。
アドバイザーは一通り聞いたあと、スマホの状態を確認し電波テストを行いますと言うと私のスマホと共にどこかに消えていった。
15分ほど手持ち無沙汰になり、目の前の店員さんを眺めていた。
アドバイザーが戻ってきて、「電波テストは不合格でした」と言われた。
私は驚きながら「不合格ですか!?」と聞き返した。
テストはスマホを鉄の箱の中に入れ行うものだそうで、不合格が出たら修理ではなく本体ごと交換になるらしい。(私の場合かも)
私は嫌な出来事が頭をよぎった。
本体交換は条件によってはお金が発生するのである。
(Applecare加入でも本体交換は12800円ほどかかるかもしれないと記事で読んだ。未加入だと機種にもよるが5~7万程度)
どうせお金を払うんだったら、3年も使ってるし新しいのに買い替えようかと考えていると新しいiPhone11が登場した。
「Applecareに加入されているので、本体交換は無料でさせていただきます」
え!?
寝耳に水のような心境で私は心からApplecareに感謝した。3年間で本体交換1回、画面修理1回、バッテリー交換1回を全てApplecareのお陰で無料で行っていたために(てか扱い方雑すぎな)、今回ばかりはもう駄目かと思っていたがAppleは私に味方した。
(※水没や画面破損、深い傷のえぐれがあるとお金がかかる事もあるみたいです。ネット調べ)
(※ 私も「お風呂に持ち込んだりしてないですか?」と確認されました。 )
トントンと話は進み、データのバックアップの確認をその場で済ませ(iCloudに保存した)simカードを新しいiPhoneに入れ替えてもらい終了。
家に帰りiPhoneのデータを復元するとなんと室内でも電波がきちんと拾えている。
着信も発信も出来るし、外に出ても地図アプリがきちんと起動する。地下にいても圏外にならない。
感動した。
不便すぎる生活を半年以上続けていたせいで、こんなにも快適だったのか…!と感動する。すいすい動く。
なんなら全然住居が鉄筋とか、キャリアの大規模な通信障害とか関係なかった。
こうして私は快適なインターネット生活を獲得したのだった。
まとめ
最初の電波障害から半年、引っ越してから3週間経過していた。私のスマホが突如として圏外病になった理由はハッキリはしていない。
しかし、何となく思い付くのはスマホの落下。
手元が緩いので何度か床に落としていたし、なんならコンクリートの上にも落としてた。そのせいで本体に何らかの問題が発生したのではないか、と考えている。
今後は落とさないように徹底したい。
今回私が試したのは
・simカードの交換
・キャリアの変更
・スマホ本体の交換
だった。
まさか、スマホ本体に問題があるとは思ってもおらずかなり遠回りと堂々巡りを繰り返していたと今になって思っている。(省いているが他にも色々対策してみていたが説明するとややこしいので割愛)
私と同じように圏外病に悩んでいる方にすこしでもお力になれたら良いなと考え、この記録を残すことにした。
私は最終手段のスマホの本体交換で事なきを得たが、大体の人はその前段階で治るんではないだろうか。
もし、まだ改善されていない方は1度Appleストアに行ってみることをおすすめする。
みんな、Applecareに入ろう。