山に積もる雪。
こんな日はあの子が腹を減らして狩に出る。
雪の下の草に作られたトンネルを行き来する野ネズミを捕獲する為に、シーンと静まりかえる雪の降る音と、たまに吹く風の音しか無い静粛な日。
車で近づくと狩の邪魔になる。それに多分スタックするので、スノーシューを履いてストックで押して約4㎞の平らな高原道を歩いて進む。
木の上から視線を感じた。その先に私を凝視するフクロウが居た!
狩を邪魔しちゃいけないので、数枚シャッター押して帰路に着く。一瞬だったけど凄く嬉しくて足取りも軽くなった。逢えて良かった。
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