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考えながら練習してみる
チェロのレッスンではシュレーダー1巻を使っていますが、いろんな練習曲の寄せ集めのため、過去に習った曲も入っています。
しかし、せっかく習ったことが身についていなかったようで、聞いたことがあるような指摘を受けております・・・
なかなか上達しないわけです。
こんな感じでずーっと初心者のまま停滞しております。
習い始めたのも50代だし、才能もないので仕方ないと思いますが、練習の仕方が悪いのかな?と10年目にして見直しをしないといけない気になりました。
今まで音程が悪かったり、リズムがおかしかったりなどしたら、そこだけ何度も弾いて、できるようになったらそこで終わりにしていましたが、上手く弾けないには理由があるわけで、それに気がつかないといけないのに、手が覚えるまでやみくもに何度も弾くという根性論的練習をしているのがいけないかも。
弦楽器は耳がよくないと不利で、よい響きがどうか聞いてわかるようにならないと音程も曖昧になってしまうので、よく聞いて弾くと言われます。
時々はよい音にあたります、というギャンブルみたいな感じになっているので、どうしたらギャンブルでなくなるのかを考えないといけないですね。
先生に指板にシール貼った方がいいでしょうか?と質問したら、チェロは弾いている時は指板を見られないので意味がないとおっしゃり、もっともだと思いました。
スタッカートにしても、長いスタッカートを弾くにはAD線とGC線で弾き方を変えて弾くなど、前に教えてもらったのに忘れていたりして、先生も同じことを何べんいえばわかるんだろう、とがっかりしているでしょうね。
昭和の厳しい先生なら激怒でしょうね。
向いていないから辞めろと言われそう。
実際私は練習せずにピアノのレッスンに行く子だったので、よく怒られて、帰れとまで言われて泣いたりしていました。
それでも家で練習しない子だった私って・・すごい。
そんな私が今ちょっとの時間ですが、毎日チェロを触ってよくやっていると自分を褒めたい。(誰一人として褒めないので自分だけでも褒めないと自分が気の毒)
今のところ、破門はされないと思いますので、チェロを持つことができる限り頑張って続けようと思っています。
小さな子みたいに何度もやっていたら身につくというわけでないみたいなので、何がいけないのか考えながら練習しようと思います。