17 副鼻腔炎の手術をして良かったか。
こんにちは。副鼻腔男です。
未だ禁酒継続中。
あーお酒飲みたい。
夜はひたすら芋類やチョコレート、白米などお酒のアテにはならないものを食べ、ネルノダを飲んで早めに寝ています。
さて、現在の鼻の経過ですが、
極めて良好です。
退院後二日目くらいまでは鼻詰まりだったり、綿球が血で浸ったりしていました。
その後は徐々に鼻詰まりは治り、血も激減しています。
時折、入院時に食べたサイコロステーキ並の血糊がゴロっと喉に落ちてきてギョッとしますが、落ちてくるたびに鼻詰まりが無くなる気がします。
昨日、退院後初めての通院をしてきました。鼻に麻酔ガーゼを突っ込まれて排膿。
ズズズと吸い取られました。
やはり経過良好と先生からお話あり。
目下、今私が望むのは
①綿球を外す
②運動がしたい
③お酒が飲みたい
④匂いを取り戻す
です。
①〜③までは来週あたりから始められると思います。
後は④。
にんにく注射検査では神経は死んでなかったらしいけど本当なのか。
戻ると信じて治療を続けていきます。
前置きが長くなりましたが、今回もよろしければお付き合いください。
さて、
私の手術したのが以下の3つです。
今回はこの手術についてお話できればと思います。
内視鏡下鼻副鼻腔手術
適応は慢性副鼻腔炎や副鼻腔真菌症など、鼻腔やその周囲にある副鼻腔という空間に膿やポリープ、真菌(カビ)が溜まって鼻詰まりや鼻水、頭重感などの症状を引き起こす疾患です。
内視鏡下鼻副鼻腔手術は、鼻の穴から器具を出し入れしながら行う手術で、表面に傷が残ることはありません。
いくつかに分かれている副鼻腔の空洞を1つの空洞にするというコンセプトです。鼻内のポリープを取り除き、それぞれの副鼻腔をひと続きの空洞とすることで、膿が溜まりづらくなり、鼻通りも良くなります。 さらに、鼻洗浄で病変部位の洗浄が可能になります。
膿を吸い出したり、ポリープを除去するんですね。
下鼻甲介骨切除術
鼻は空気の通り道であると同時に、外から入ってきた空気の湿度を調整するための鼻汁の通り道でもあります。主に鼻が詰まる症状は空気の通り道である、総鼻道が狭くなることで起きます。
下鼻甲介の粘膜を切除、または下鼻甲介の骨を切除し、総鼻道を物理的に広げてしまう方法です。
炎症が起きやすい箇所に下鼻甲介骨があるので、鼻の道を広げるためにその骨取っちまおうってわけです。
そして、私が手術しないだろうとタカをくくっていた
鼻中隔湾曲症手術
鼻の穴を左右に隔てている壁を鼻中隔(びちゅうかく)といいます。この鼻中隔が強く曲がって(湾曲して)いるせいで、鼻づまりやいびき、嗅覚障害といった症状が慢性的に現れる病気が鼻中隔湾曲症です。
鼻中隔湾曲症を治療するための基本となる手術です。鼻中隔の湾曲した部分から骨を切除することで鼻の通りをスムーズにします。
鼻の真ん中の骨が曲がっているのでそこも取ろうということですね。
ブログなどを見ててもこの3つを同時に行った方はあまりいないよう感じました。
私の記事を読み返してもダメージかなり受けているのが分かります。
あと出血も凄かったです。
手術の時間が5時間もだいぶ長いですね。
まさかまさかの鼻中隔湾曲症でした。
ブログとか見ると術後きつそうだなー
でも俺は違うからいいや
と思ってたのです。
あれ?もしかして俺やっちまいました?
副鼻腔炎のなかでもトップクラスの修羅場くぐっちまいましたか?
と今更ながら思います。
副鼻腔炎の手術をして良かったか。
答えはYES。
綿球しながらも、以前と呼吸のしやすさがすでに違います。
頭痛や頭の重さが無くなりました。手術前は常に頭が痛かったり重かったんですね。頭の中がクリアになりました。
声がめちゃくちゃ出しやすいです。聞き返されることが少なくなりました。
あとは匂いが戻れば言う事なしです。
間違いなく手術して良かったです。
それでは、また手術をしても良いか。
答えは絶対NOです。
もうあの
「不眠で綿球交換」
「鼻腔パンパンのガーゼ」
「痛み止めの切れた時の痛さ」
「再度ガーゼを詰め込まれた時の絶望」
etc etc
やりたくありません。
皆様も副鼻腔炎だと感じましたら、すぐに病院に行きましょう。
でもどうしても手術が必要な場合、私のこの記事を思い出してください。
「あいつよりはマシだな」
と思っていただいて結構です。
多分ここまではそうは無いんじゃないかなーと思います。
今日は退院後初めてアップしてみました。
アルコール復帰して飲み屋行ったら、感想とか画像とかあげてみようかなあ。
また唐突に記事をあげると思います。
今回もお付き合いいただきありがとうございました。
それではまた。