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恥の切り売り 新卒入社した第一志望の会社をやめた話#2外れの店舗

割引あり


新卒で入った会社を辞めた#1上手く行き過ぎた半年の続きの話です。
前回怖いくらいに順調で刺激のある入社から半年間のお話を書きました。
読んでいない方はぜひ読んでみてください、(恥ずかしいので有料にしてるかもしれないです)

異動先へ挨拶へ

異動を告げられたあと、主任が「初めての異動だと思うから挨拶に一緒に行こう、移動先の店長さん俺の師匠だから任せて」と異動の挨拶の準備を進めて後日挨拶に向かうことになりました。
通常なら1年目の若手が行けるようなお店では無いらしくベテランの社員の人たちはなんでだろうね?と不思議かっていて僕もかなり不安でした。
部門で4人いる社員の4番目のポジションから突然、主任補佐になったのです。主任補佐の仕事も教えてもらったこともなかったので大丈夫かなと思いながら異動先へ挨拶へ向かいました。
店舗は本社の隣の市の外れにある中程度の大きさのお店でした。
異動先の主任は定年間際くらいの年齢で主任のポジションの中ではかなり上の年齢の人でした。
挨拶のときは「一年目だからゆっくり覚えていけば大丈夫」ととても優しく話してくれて、店長も青果部門で長年勤めていた人で「俺もサポートするから一つ一つ覚えていこう」と心強くて、このお店なら大丈夫なんて思っていました。

新スタート

切り替えて新しい店舗で勤務が始まりました。
突然主任補佐になったこともあり今まではあまりすることのなかったパートさんへの指示出しやアルバイトの子の教育、とにかく新しい仕事が山のようにありました。
ここでとても困りました。
主任の指示でわからない点を主任に聞いても主任もわからないと言うのです。更に1時間おきに15分ほどタバコを吸うために何処かへ消えるので聞きたくてもすぐ聞けません。そこにいても他の店舗の仲の良い主任と電話している時間が長く聞きにくいです。
仕方ないので前の店舗の先輩に聞いたり、前任の方が移動したお店に行って相談したり、パートさんたちと相談してみたり。今までと違って自分の力で情報全力取りに行く方向にやり方を変えました。
主任に聞いてもわからないと言われて主任の期限を損ねることも増えたので主任に聞かずに他の人に相談すること多くなりました。
今考えると怒られても主任に相談したりもっと雑談をして嫌われていたわけではないですが仲良くなるべきだったと思います。
そんなふうになんとか補佐の仕事もこなせるようになっていきました。

毎日来る主任

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