トレンドランキング
若者のトレンドの変遷(2018~2023)
019年のトレンド大賞以降、様々なカテゴリにおいて、「昭和」「大正」「平成」など過去の時代のトレンドがリバイバルさトレンドに
SNSの影響により、トレンドの生まれ方は年々変化
2022年以降は深く狭いコミュニティで熱量をもって楽しむ「界隈消費」が活発
コスメ
2020年から5年間、コスメにおいては明るく彩るメイクよりも、「リアルさ（素肌の美しさ）」や「ナチュラルさ」が表現できるアイテムがトレンドに
2019年には『innisfree ノーセバムミネラルパウダー』が部門第3位に。こちらは「韓国の国民パウダー」「すっぴんパウダー」と呼ばれるアイテム
2020年部門第1位となった『rom&nd ZERO VELVET TINT』は、自然な発色と軽い着け心地がInstagramで話題
2021年は、メイクで悩みをカバーするよりも、肌を綺麗にしたいというニーズの高まりをさらに感じる結果
第1位には『ネーチャーリパブリック スージング＆モイスチャー アロエベラ92％スージングジェル』、2位には『fino プレミアムタッチ 浸透美容液ヘアオイル』
比較的価格帯の高いスキンケア商品がランクイン
2022年以降、コスメにおいては中国の影響も
「純欲メイク（2022）」は中国発祥の「艶感のある大人っぽさと、少女のようなあどけなさを兼ね備えており、透明感・儚さが魅力」のメイク
■新型コロナウイルスがコスメ・スキンケアに与えた影響
トレンドに「マスクより上」をケアするアイテムが多数ランクイン
2021年は、2位には『fino プレミアムタッチ 浸透美容液ヘアオイル』（ヘアケア）、3位に「セザンヌ 描くふたえアイライナー」（アイメイク）がランクイン
2位に「YOLU カームナイトリペアシャンプー」（ヘアケア）、3位に「SHEIN 部分つけまつげ（アイメイク）」。2023年には1位に「レイヤーカット」（ヘアスタイル）2位に「リファハートブラシ」（ヘアケア）が入るなど、目元・ヘアケアのアイテムが中心にランクイン
2023年には、「チークネイル（3位）」「落書きネイル（9位）」などネイルがランクインし始め、手元で写真を撮るためのネイルがトレンド入りする傾向
異名文化
SNSでコスメを紹介することが当たり前になるにつれて、コスメ・スキンケア領域では商品名とは別に「異名」がついてSNSで拡散する文化も生まれた
ファッション
2018年には、「ウエストポーチ(1位)」や「チェック柄シャツ(3位)」など90年代ファッションがトレンド
2019年は、ベージュを基調としたスタイルと、全身を同系色でそろえる『ワントーンコーデ』がトレンド
シンプルな服装に特徴的なアクセサリーや小物でアクセントをつける人が多
くいた
2022年から、懐かしいスタイルが復活
トレンドに「Y2K（7位）」が入り、「アームカバー（1位）」「ルーズソックス（5位）」など過去に一度流行したアイテムもランクイン
2023年にも「カーゴパンツ（1位）」「タトゥーシール（5位）」「ローライズ・ローウエストパンツ（11位）」など、懐かしいアイテムがランクイン
グルメ
2018年〜2019年のコロナ前には、「タピオカ（2018年1位、2019年殿堂入り）」「チーズドッグ（2018年1位）」「ロールアイス（2018年2位）」「いちごあめ（2019年3位）」など、片手で持てて持ち運べる「ワンハンド」メニューが上位を独占
2020年から数年、「おうち」で楽しむフードがトレンド
2020年は「フルーツサンド（1位）」「トゥンカロン（2位）」「クリームソーダ（3位）」「センイルケーキ（5位）」がランクイン、
2021年にも「マリトッツォ（1位）」「地球グミ（2位）」「かじるバターアイス（3位）」ランクインするなど、室内でフードを楽しむ
2022年からは、外でも中でも楽しめるフードがランクイン
「カヌレ（2022年1位・無機質カフェ）」「バナナスプリット（2022年4位・アメリカンレトロ）」「夜カフェ（2023年3位）」など、世界観を演出するアイテムとしてのフードも人気
2022年以降は「JKケーキ（2022年2位）」「バナナスプリット（2022年4位）」「ライスペーパー（2023年2位）」など、手作りする過程を楽しむトレンドが複数ランクイン
フードトレンドでは継続的に「チーズ」を使ったフードがランクイン
チーズアイテムは「とろっと伸びる」「ハイカロリー（罪悪感がある）」なことから画像や動画で映えることが大きな魅力
「低価格」で「ワンハンド」で食べられるものが多く、金額的にハードルが低く、ファストフード感覚で気軽にたべられて挑戦しやすいことがトレンドに
2024ランキング
グルメ
カフェ・グルメに関してはこれまでと同様、韓国の食トレンドへの注目が高い傾向で、アサイーボウルなどもトレンド予測されていました。
Z世代は食体験において、注文から食べ終わるまでの「食以外の体験の充実度」を重視していることから、「作る過程がみえる」「自分で選べる」などのプロセスを楽しめる食が注目
アサイーボウル
アサイーという果実で作ったスムージーにグラノーラやフルーツなどをトッピングしたスイーツ。おしゃれな見た目だけでなく、美容や健康にもよい点が魅力で10年ほど前にブームに
近頃人気が再燃し、手軽に食べることのできる専門店も増えています
グリークヨーグルト
グリークヨーグルトとは、ギリシャ発祥の伝統的なヨーグルトのこと
一般的なヨーグルトに比べてなめらかでクリーミーな食感が特徴で、高たんぱく質という栄養価の高さも魅力
韓国では、そんなグリークヨーグルトが人気に
韓国で流行中のグリークヨーグルトは、十分に水切りされているのが特徴。
特徴は食べ方にあり、そのままではなくフルーツやグラノーラ、蜂蜜などをトッピングし、韓国流にデコレーションして食べる。ヘルシーでありながら、映えることから人気
拡散の流れは、まさにしばらく前に社会現象になったタピオカに近い。グリークヨーグルトが、「Nextタピオカ」として大ブレークする可能性は十分にあり
おじいちゃん・おばあちゃんの味
おじいちゃんやおばあちゃんが個人で経営している喫茶店やレストランで提供される料理のこと
老舗のお店であることから、失敗する可能性が低いことも魅力
昔ながらの技法で料理を仕上げる様子や接客の様子なども動画等で拡散され、話題に
タンフル
韓国で人気を集めている、フルーツや野菜などを薄い飴でコーティングしたスイーツ
オニワッサン
おにぎりのような形をしたクロワッサンのこと。韓国のカフェでスタッフがオニワッサンの被り物をしている動画が話題となり、日本でも注目
クルンジ
クロワッサンを潰して、平たく焼いたスイーツ。クロッフル、クロフィンに続き、進化系クロワッサンとして話題
おせんべいのように食べるのはもちろん、アイスなどを挟んで提供するカフェも
リボンパン
韓国で空前のブームを巻き起こしている「リボンパン」。SNS映えする見た目と、可愛らしいネーミングから、日本でもじわじわと人気
「リボンパン」は、生地をリボン型に成形した韓国発祥のパン
韓国では、カフェやベーカリーだけでなく、コンビニエンスストアでも販売
「リボンパン」の人気の理由は、その可愛らしい見た目
焼きポン・デ・リング
「ミスド(ミスタードーナツ)」の人気商品「ポン・デ・リング」を焼いてアレンジしたもの
表面がキャラメリゼのようにコーティングされ、香ばしい味わいと外はカリカリ、中はもちもちの食感が楽しめ、
SNSで ポンデを 焼く と美味しいと話題に
コンテンツ
コスメ
無彩色メイク
グレーなどの彩度が低く、くすんだマットカラーを使用したメイクのこと。韓国の女子高校生のデイリーメイクとして注目が高まった
ファッション
バッグにぬい
韓国のファッションブランドやインテリアブランドから販売されているぬいぐるみ（キーリング）をバッグにつけること
バレエコア
バレエにインスパイアされたファッションのことで、バレエの練習着のようなスタイル。具体的なアイテムとしては、チュールスカートやサテン素材、レッグウォーマーなどがあります。ラグジュアリーブランドや韓国のブランド、国内のプチプラブランドでもバレエコアなアイテムが多く発売
スニーカーデコ
市販のデザインでは物足りない人の間で人気になっているのが「スニーカーデコ」
ラインストーンやビーズ、レースなど好みの材料と自由な発想でスポーティーなスニーカーを彩る
2023年から空前のリボンブームが起こり、スニーカーもリボンで飾るなど甘めにアレンジする土台が作られていた。ハイブランドからデコスニーカーのようなデザインの商品が発売されたこと、海外の事例をSNSで目にしたことなどで実践する子が増えていた
リムレスメガネ
リムレスメガネはフレームがないため、自然と顔に溶け込み、比較的誰にでも似合いやすいのが特長
人気K-POPグループのNewJeansのへインやIVEのレイ、ENHYPENのジェイといったK-POPスターたちがプライベートでこぞって着用
憧れのファッションアイコンのスタイリングを真似しようとリムレスメガネを取り入れる若者が徐々に増えた
K-POPスターたちはカジュアルなキャラTやミニスカートスタイルなど、トレンドが継続している「Y2K」感のあるスタイルにリムレスメガネを取り入れることでナード感を演出したスタイリングが特徴
Y3Kファッション
2000年代のファッションを指すY2Kに対して、Y3Kは3000年代の近未来をイメージしたファッション
メタリック、スパンコール、オーガンジーなど、光沢感のある素材を使ったり、CGキャラクターを連想するようなボディラインの出る服を使うスタイリングが特徴
グランジファッション
1990年前半に流行したグランジ・ロックから派生したファッション
歌手・安室奈美恵のファッションを真似した「アムラー」や、派手でカラフルなファッションでのちの原宿ファッションの礎にもなったタレント・篠原ともえに影響を受けた「シノラー」、その後、多くのギャルがメイクやファッションのお手本にした浜崎あゆみなどがファッションリーダーとしてトレンドを牽引
平成のギャルファッションは、異性にモテるためというより、自分のためのファッション
今トレンドのY2Kファッションでは、日本ではギャルファッションだけではなく韓国・中国から入ってくるトレンドも混ざっている
体験部門
自然界隈
原や川などの自然を好む界隈のことで、主に自然豊かな場所に出向き、デトックスしている写真や動画に「#自然界隈」をつけて投稿するZ世代が増えてきています
ヴィンテージ雑貨・蚤の市
ヴィンテージの雑貨や服などを取り扱うフリーマーケットに似たイベント「蚤の市」。蚤の市でヴィンテージ雑貨を楽しむ様子がショート動画などでも投稿
屋外でのゆったりした時間や珍しいアイテムを自ら探し出す楽しさが魅力
レコードカフェ
レコードを聴いたり購入したりできるカフェ。レコードで音楽を流しているだけでなく、好きな曲をリクエストできるお店
フーフー飯店
東京・錦糸町にある「フーフー飯店 錦糸町」は、チャーハンや餃子、エビチリなど、王道中華料理を中心に展開している飲食店
頭上からご飯を食べている動画を撮影できるから。今までにない新鮮な角度から、食事の思い出を記録できることで話題に
モールドール
針や糸を使用せずに、モールのみでミニサイズのぬいぐるみ
韓国でトレンドに火がついた
バッグにぬいぐるみを付けることがトレンドとなっており、モールドールを付けることが話題に
エレベータープリ
「エレベータープリ」がフォトスポットとして大人気。エレベーターのような内装で、写真シールを撮ることができる
『“いままでにはない斬新”な写真が撮れる』ことで話題に
別人のような加工がされる普通のプリクラとは違い、エレベータープリでは無加工で撮影できる
「無加工なので自分をさらけ出せていい」と“あえて無加工なところ”がポイント
