マムズタッチ(MOM'S TOUCH)」店舗レポート

久しぶりに渋谷に行ってみました。
渋谷に行ったら行ってみたいハンバーガーショップがあったので、行ってみました。

それは、昨年、渋谷で、ポップアップ店舗として、出店していた韓国NO.1の
ハンバーガー店です。
韓国国内では、1,420店舗(2024年2月時点)を展開しており、2021年春にはロッテリアやバーガーキング、マクドナルドを抜いて、韓国国内のバーガーチェーン店舗数No.1を達成したハンバーガーチェーンです。
SNSでもかなり話題になっていたので、昨年の秋に行ってみたのですが、
あまりにもすごい行列で、予約しないと入店できない状態で、その時は食べることができませんでした。
3週間という短い期間でありながらも、3万人が来場したそうです。

4月に場所を変えて、あらためてオープンしたので、8月になりかなり落ち着いたと思うので、行ってみました。

店舗は以前、マクドナルドがあった場所になります。

日本進出40日目にして「累計来店者数10万人・売上高1億円達成」と、
ポップアップと出店していた時よりさらに客数を伸ばし、脅威の日当たり2500人となっています。
売上も日当たり250万となっています。
客席が200席あるとはいえ、10回転させていることに驚きです。
時間当たり200~300人のお客さんを捌いていることは、かなりマクドナルドでもかなり脅威になるのではないかと思います。
(業界平均の2倍らしい)


それを可能にしたのは、このベルトコンベヤのようです
調理を流れ作業で行うことにより、生産効率をアップ。
2023年のポップアップストア時に比べ、客の待ち時間を平均55%削減したようです





「渋谷マムズタッチ」では、店内の席で簡単に注文できるQRコードとマクドナルドなどで進めているセルフレジがあります。
他のファーストフードと違うのは、QRコードの注文は、アプリなどを介さずLINEを通じて注文することで、かなり簡単に注文できることです。


セルフレジは1階と2階に設置してあり、2階のセルフレジを利用しましたが、
ほとんど待つことなく利用できたと思います。


会計が終わると、席について、受付番号が表示させると
1階のカウンターに取りに行くシステムです。
2階だと多少手間だと感じました。
ただこの店舗で一番、驚いたのは、女性率の高さです。
店内に入るとほとんどが女性だったと思います。
しかもほとんどが10~20代の女性で埋め尽くされていました。

この記事でも書かれていますが、女性率は75%だそうです
年齢層を20~30代が57%  10代が17%と高さです
韓国フードの人気が高さを感じられる店舗になります




男性も多少いましたが、ほとんどはカップルでの来店で、
韓国グルメの人気の高さを感じることができるハンバーガーチェーンだと思います。
日本には、いくつものチキンバーガーが出店していますが、
ほとんどのチキンバーガーはうまくいっている感じではなかったので、
これほどまでに人気になっていることにかなり驚きました。


この店舗が人気の理由はこのサイバーガーのようです。
特に10~20代の女性に絶大なる人気で、そのバーガーが日本でも食べられるということで、連日長蛇の列になっていたようです。
2020年には3億個販売していますが、2023年には累計で5億個販売しています。
そのタイミングで、グローバルに店舗を拡大しており、(米国・タイ・モンゴル・日本) 海外での韓国フードの人気の高まりを感じられます。
日本食も海外では人気になっていますが、韓国フードも米国で人気が高まっていると聞きますので、韓国フードにも注目しても良いのかと思われます

今回は、人気の定番の「チーズサイバーガーセット」とヤンニョムチキンをチョイスしました。



店内はほぼ満席状態で、注文もチキンを注文していたので、少し時間がかかっていたとは思いますが、通常のバーガーセットだけなら5分ぐらいだったのではないかと思います。
ヤンニョムチキンは2ピースを購入しましたが、かなりボリュームが大きく
サイバーガーも注文したので、かなり満腹になります。
サイバーガーのチキンもかなりボリュームがありました。



マクドナルドのハンバーガーの価格と比較してもそれほど変わらない価格設定で、価格を売りにしている感じではなく、味で勝負している感じのハンガーガーチェーンだと思います。
セットで850~900円だと以前だと高いと感じますが、
マクドナルドでもかなり値上げしており、ファーストフードでも1000円前後をつかうことはスタンダードになっていますので、
それほど高いとは感じなくはなっていると思います。
ただこちらの方が、韓国というブランド価値がついている分、
リピートしたくなるのではないかと思います。


ただ、MOM'S TOUCHは工場で製造された冷凍食材を揚げたり焼くだけで提供する既存のファストフード店と違って、パッターリングからフライングまでキッチンで直接作り上げる手作りにこだわっています。
現在は渋谷店1店舗だけですが、フランチャイズを進めて、店舗が増えると、そのクオリテイを維持できるのか?疑問が残ります。
店内調理にこだわるチェーン店ではその品質が落ち、業績が苦戦した過去がありますので、その点は気になるところです。



店内はオレンジを基調とした設計で、女性が好みそうな店舗内装になっていると思います。
テーブルや椅子などもゆったり座れて、店内にもフォトスポットがあり、
写真を撮りたくなるような店内だったと思います。

韓国でも人気の「レシート写真機」を設置し、フード以外にもお楽しみいただけるコンテンツを用意されています。
商品をご購入すると、おひとり様1回無料で撮影できるようです



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