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ぷりぷりーぐ4期ドラフト選考の理由

ドラフト会議に至るまでの思い


※ドラフト会議に至るまでの心境を長々と書いていますので、どうでもよい
 と思われる方は目次より直接選考理由まで飛んでください。


ぷりぷりーぐ4期のドラフト希望を出してくださった皆様、本当にありがとうございました。ドラフト会議には同接100人を超える時間もあったようで、盛り上がったものになったのではないでしょうか。それは一重に参加者の皆様のおかげです。新リーダーの1人として改めて感謝申し上げます。

私が新リーダーに選ばれてからドラフト会議の日まで1週間。正直、どのようにしたらよいか考えていたところ、サーバー内ではどうやら各自凸待ちを行い、所謂面談のような形をとってアピールを受けていくことになっている様子に気付きました。それなら!とスプレッドシートでスケジュール表を作成し、皆さんからの凸待ちを募った次第です。するとなんと42名もの方々がいらっしゃって下さいました。正直予想していなかったです。こちらのミスや予定が合わずお断りする形になった方々もいらっしゃったため、大変心苦しかったです。
ほとんどの方が麻雀に対して真摯に取り組んでいましたし、私のチームに入りたい旨を語ってくださった方もいれば、自分の力をアピールして下さった方もいらっしゃいました。
42名から3名を確定させたのは当日の11時ごろ。しかし、ドラフト会議の性質上そう上手くいくことばかりではない。ですので、どういうことが起きても自分が納得できるよう、21名全ての候補者をリストアップしました。

Twitterに心情を書いていたのは、私が誠心誠意選考していることを伝えたかったのです。選ばれなかった人はもうこのリーグを観ることは無いのかもしれない。そんな苦しい思いをする人がいるのに、なにも発信せず進めるのは不誠実な気がしたからです。それが果たして不誠実かどうかは分かりませんが、少なくとも私の考えるリーダー像とはそのようなものでした。決して生半可な気持ちで立候補,選考をしていたわけではないことを、何とかして伝えたかったのです。

そうした考えのもと選考を続けていたのですが、前日辺りから緊張しっぱなしでした。この緊張は凸待ちが終了した瞬間からピークに達していました。それは、いくつもの感情が複合的に重なったものでした。

・果たしてこの3名(21名)で本当にいいのか
・もし抽選になって外れた場合、最初に選んだ3名と同じ気持ちで一緒にチ  
 ームを組もうと思えるのだろうか、切り替えられるのだろうか
・後悔しないようにとは言ったが、本当に後悔しないのか
・選ばれなかった方々にどういう姿勢で接すればいいのか
・仮想ドラフトとの結果の乖離があまりにもあったら、それは我々に責任が
 あるのではないか、人を見る目が無かったのではないか

しかし、自信が無さすぎることも失礼と捉え、しゅうじさんに提出するときには腹を決めていました。提出した3名でチームが組めなかった場合、そのとき自分が思う理想のチームを作ろう、と。凸待ちに来てくれた方々には魅力的な方がいっぱいいた。その魅力を引き出すのがリーダーとしての努めではないか、と。

ドラフト会議当日正午にリストを提出してから、正直ずっとドキドキして妻に不審がられるほどでした。食べることが大好きな私なのに、食欲が湧かない。どれだけ自分を納得させようとしても、実際にどういった感情になるかが予想できない。ここに応募して下さってる方々の中では恐らく年長者に当たる私なのに、予想できない。それも怖かったです。


そしてドラフト会議。結果は皆様のご覧の通りです。
ここで改めて宣言します。
100点満点の選考です。
ここまで真剣に、悩みに悩んで本当に良かった。
これが素直な今の気持ちです。


選考理由

ここからは選択した3名の選考理由と、最初に提出した3名について選考理由を発表します。それぞれ敬称略をお許しください。

話の構成上、最初に提出した3名から理由を述べます。

最初に提出した3名

1位指名 涼音みんと


凸待ちに来て下さったときの応答態度や麻雀観がとってもぴったりだと思いました。赤ナシ戦士であることも理由の中で多くのウエイトを占めました。Vtuberとしてお忙しいにもかかわらず、わざわざ時間を割いてまでよくわからない私の所まで来て下さったことにも感激しました。Vtuberとして活動されていることは勿論大きく評価していました。この方とチームを組めたら、実力はもちろん楽しさも申し分ないなと思わせる雰囲気を持っておりました。登録者2000名というものの偉大さを改めて感じました。
ドラフトの華は競合。今回は残念ながらご縁がありませんでしたが、今まで存じ上げていなかったことが失礼なくらいでした。一視聴者としてこれからも配信を観たいと思っていますし、どこかで牌譜検討してLuckyJについて語れたらな、とも思っています。

2位指名 りょーたくろす


私が選手として戦ったLMリーグの他チームの方でした。
私のチームメイトが同卓した際に見せた、見惚れるほどの鉄壁の守備。それだけに留まらない、返す刀でのテンパイ取り。一目で只者ではないことを理解しました。観戦しながら即雀魂で友人申請を行ったくらい。それだけ、彼の打つ麻雀に憧れを抱いたのです。
そんな方が普通に応募してるやん!そして凸待ちにも来てくれる!こんな嬉しいことはありませんでした。それだけでなく、そのLMリーグをきっかけに話をする機会があったのですが、とても面白い。麻雀が強くて楽しい人。まさにピッタリでした。
彼がどのチームにも顔を出していると言っていた時点でどこかに1位指名されるだろうなあと思っていました。それぐらい魅力的な打ち手です。
しかしまた敵として立ちふさがるので、絶対に倒します!でもこれからも仲良くしてくださいね。


3位指名 そらちゃんP


魂天であり、さらにレベル3。勿論その凄さは字面だけでも充分伝わるかと思うのですが、同じ魂天としてはそこに至るまでの努力がどれほど大変か、身に染みて理解しているつもりです。その時点で興味がとてもありました。やはり段位というものは重要です。段位戦をどれだけ打っているか。段位戦の辛さを理解していることは重みです。そして今回ラス回避が重要なルールでは尚更だと感じていました。
実際話してみると、私の目指すことに高い位置で共鳴してくれているなと感じました。私より段位が高いのにそれを鼻にかけることもなく私の理想を理解してくださる。こんな理解者がそう多くいるわけもありません。さらに私が以前書いたnoteまでご覧になっていたことも大きな要素でした。
段位も高くて人柄も良い。このような方が3位まで残っているわけはないと思いつつも、名前を書かずにはいられませんでした。これからも是非仲良くしていただければと思っています。

…ここまでご覧になった皆様ならもうお分かりかと思います。そう、
全員1巡目で指名されたわけです。
寂しさもありましたが、私の感覚は他リーダーと近かったのかなと嬉しくもありました。

実際に指名した3名

1位指名 o5o2(真優)


真優さんは、リーダー選挙のときからしゅうじさんの配信をいつも視聴しており、私がモニカ様の配信に凸待ちで伺ったときも視聴して下さっていました。そしてわざわざ私に応援している旨の連絡を下さっていました。そのような方は他にもいらしたのですが、凸待ちの頃からしっかりとした思いを伝えて下さっていたのが真優さんでした。
リーダーが確定した後、すぐに面談をしましたが、なんと超短時間にもかかわらず自身のアピールポイントや私のチームに入りたい理由をまとめたスライドを作られていました。話している感じも、およそ高校生とは思えない落ち着いた雰囲気。それでいて、少し今どきな感じもある。こういう方がチームに居ればみんなが楽しくなるのではないか。そう思わせてくれる方でした。そして指名されるために一生懸命他チームにも売り込みに行く姿勢。これも素晴らしかったです。
勿論実力も申し分なく、たった半年で叩き出せるスタッツではないほど。これほどまでの逸材が私の理想に共鳴してくれたのです。指名するにあまりある理由でした。
しかしながら、本1位指名の涼音みんとさんが通れば指名できないと思っていました。そしておそらく2巡目以降で指名することもなかったでしょう。同じようなタイプの方で固めるわけにはいかなかったのです。1位or指名見送り、というスタンスでした。
おそらく競合は必至と思っていましたが、蓋を開けてみれば被らず。むしろ他チームで初回1巡目にお名前が出なかったことが不思議なくらい。
幸運な形で欲しいと思っていた選手を指名することができました。

2位指名 vichi(一之瀬)


まさに最強の頭脳。この一言につきます。
凸待ちでは私の失態を広い心で受け入れて下さり、尚且つご自身でスライドを作成され、自信のアピールポイントや麻雀に対する研究熱心さを伝えてくださいました。その資料の素晴らしさといったら!おそらく凸待ちされたチームはご理解いただけるとおもいますが、あれを見せられて興味を持たない人間はそもそも麻雀という競技に対して真剣ではない。そう思わせるものだったのです。
雀魂は時間の関係上打数をこなしていたいだけで、私なんかより数段上の実力。天鳳でも好成績を収めていたということにも納得。麻雀における強さとは論理的に思考し打牌が的確でそれに対して説明ができることだと思っています。短期のリーグで結果が出ないことがあるかもしれませんが、この方の麻雀には必ず説得力が出る。この方がチームに居れば成長できるのではないか。そう思った次第です。
そうした知性を持ちながら話し方は非常に丁寧で穏やか。なんて逸材が隠れていたんだ!そう心躍った瞬間でした。
正直最初の3名全て通ることはないだろうという心持ちでいたので、2位までには必ず指名したいと思っていました。真優さんが外れor最初に他チームに指名されていたら、1位指名の可能性が高かったです。それくらい、この方がいないことには自分自身の成長は見込めないなと思わせてくれる方でした。真優さんを指名したことで、烏滸がましい言い方ですが彼女を成長させられるメンバーを揃えたくなったのです。彼女だけでなく、私自身もそれに乗っかりたい。成長したい。でも、最初指名する予定だった3名には絶対に負けたくない!その思いが心の中にあらわれてきました。そのバランスを一挙に解決できる役割を担えるのはvichiさんしかいなかった、ということです。

3位指名 シャオロン2


彼と出会ったのは少し前、私が所属するLMリーグとぷりぷりーぐで交流戦を行ったときでした。
正直なところ私は、LMリーガーは最強だ!と思っていたので、軽く勝っていきますよ~なんて思っていました。
潮目が変わったのが、初戦私が無事トップをとったときの牌譜検討をしていたときでした。…おかしい、なぜその牌がとまるんだ?トップとれはしたものの、なんだこの強さは…?そう感じさせられた半荘でした。
なんだか胸騒ぎがしていた中での2戦目。私は解説として観戦していたのですが、あまりの華麗な打ち筋、守備、状況判断、攻撃力。りょーたくろすさんを観たときと同じくらいの衝撃を受けました。なんだこの人は、と。戦績をチラ見して納得。即友人申請。配信では敵チームながらずっと褒めていました。名前は…?シャオロン2。これが彼との(一方的な)出会いだったわけです。
彼がいなければここまでぷりぷりーぐに興味を持つことがありませんでした。結果的にリーダーとして選ばせてもらえる立場になったのですから、感謝してもしきれません。
そして迎えた凸待ち。彼は私に「絶対勝たせます」と宣言したのです。この言葉、実は私もLMリーグに応募する際、当時の凸待ちで言った言葉とほとんど同じでした。更には配信で褒めたことに対して恩義も感じていらっしゃると。それはこちらのセリフなのに。
実力が折り紙付きの点取り屋。この方がいればチーム力が向上するのではないかと考えたのです。勿論ですが向上心もとても高かったです。

最後の最後まで悩みました

…しかしそこまでの理由があったとしても、3位指名するまでに多くの時間がかかってしまいました。それは、他にも多くの魅力的な選手がいたからです。恐らくリーダーの中で一番最後に名前を送ったのではないでしょうか。
悩むのには理由がありました。それは、このまま勝ちにいくメンバーで揃えていいのだろうかという思いでした。他チームとも交流して楽しみたい気持ちもあったため、そういう方面に長けている方を指名するべきなのではないかと。
悩んでいる最中、いてもたってもいられずこの思いをコメントに載せました。するとそのコメントの下にシャオロンさんから「お願いします」の一言が。
そう、この一言で、凸待ち後わざわざDMをいただいたり気にかけて下さったりしたこと思い出しました。そしてなにより、今思う最強のメンバーを揃えることが凸待ちに来て下さった方々や応援して下さった方々に対する最後の責任なのではないかと思ったのです。
あのコメントがなかったら、もしかしたら違う方を指名していたかもしれません。しゅうじさんがおっしゃっていたコメント欄でのアピールが、最後の最後に私の背中を押したのです。

終わりに

ドラフト会議というものは、単純に欲しい選手を上から順番にリストアップし、それに基づいて他チームに指名されたら単純に繰り上がるという作業をしているものだとばかり思っていました。
しかし実際は指名できた人を軸にして、チームのカラーを決定していくものなのだと感じました。
ですので、今回指名した3名はまさにドリームチームです。優勝という夢、そして成長という夢を2ヵ月間一緒に共有する仲間。私の思いに共鳴してくれた3名と共に歩んでいこうと思います。

そしてやはり、人を選ぶということはこんなにも苦しいものだとは思わなかったです。それでも、麻雀という縁を通して繋がれたことは必ず間違いではない。また様々な場面で交流できることを願いまして、本記事を終わりにします。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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