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不思議な君との生活。(短編)
乃木坂大学。
〇〇「ふぅ、、、今日の授業はこれで終わりか。」
普段よりも少なめに授業を入れた1日を終え一息をつく。
〇〇「あっ。悠理を迎えに行かなきゃ。」
彼女の悠理も今日は同じ時間に終わるはず。
彼女を迎えるためににLINE電話をかける。
〇〇「もしもーし。悠理?」
悠理「あっもしもーし。〇〇くんですか?」
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彼女は北川悠理。
大学で出会った少し、、、
いや。かなり不思議な女の子。
悠理「もう授業は終わりましたか?」
〇〇「うん。悠理も終わる頃かなーって。」
悠理「はい!私は少し早く終わったので
〇〇くんを待ってたんですよ〜。」
〇〇「ほんと?
でも悠理って待つの嫌いじゃないっけ。」
悠理「そうですけど、、、
〇〇くんならいつまでも待てます!」
〇〇「ふふっ笑。ありがと!」
悠理「いえいえ〜。」
〇〇「あっそだ。いまどこ?
迎え行くから場所教えてー。」
悠理「あっ!今は非常階段にいます!」
〇〇「、、、え?非常階段?」
悠理「はい!」
〇〇「なんで?」
悠理「クレープを食べてたんです!」
非常階段。
〇〇「あっ。ほんとにいた。」
悠理「〇〇くん!おつかれさまでした〜。」ペコッ
悠理は僕に向かってお辞儀をする。
〇〇「ありがと。悠理もお疲れ様!」ナデナデ
悠理「えへへ〜。
〇〇くんに撫でられるの好きです〜///」
〇〇「良かった笑。じゃあ帰ろっか。」
帰り道。
〇〇「なんで非常階段にいたの?」
悠理「クレープが食べたかったんです!」
悠理はまっすぐな目で僕に言う。
〇〇「、、、1人で?」
悠理「林も美緒ちゃんも今日いなかったん
ですよね〜。」
〇〇「、、、普通に外で食べないの?」
悠理「ん〜。クレープ1人で食べていいほど
明るい人間ではないので、、、」
〇〇「、、、今度からは僕を誘って?
一緒に食べよ?」
悠理「え!いいんですか!」
〇〇「いやまぁ恋人なわけだし。」
悠理「ありがとうございます!」ペコッ
〇〇「こんなことで頭さげないで?」ナデナデ
悠理「えへへ〜///」